現地時間5月6日に英ロンドンのウエストミンスター寺院で執り行われた、新国王チャールズ3世の戴冠式。BBCの生中継は14億人以上が視聴し、世界中の注目を集めました。各国のロイヤルやセレブら、ゲストたちがこの日のために選んだ装いは、ランウェイ並みに華やか。彼女たちのカラフルなドレスアップをご紹介!

ケイティ・ペリー

写真:代表撮影/ロイター/アフロ

戴冠式の祝賀コンサートでパフォーマンスを披露したケイティは、式典にも出席。ライラック色のハットと半袖のツーピースに、ホワイトの小物を効かせて。今回はライラック・カラーを纏ったゲストが多かった印象です。戴冠式では自分の席がみつけられずに迷子になっている姿が生中継に映し出されて、ツイッターで話題に。

 

キャサリン妃

写真:代表撮影/ロイター/アフロ

ウエディングドレスでも着たお気に入りのブランド、アレキサンダー・マックイーンの白のドレスに、王室の正装であるローブを纏って。いつもよりキリリとした表情のキャサリン妃、素敵でしたね♡ このドレスには、イギリスを構成する4つの国を象徴する花々が刺繍されているとか。葉っぱがモチーフのヘッドピースは、ジェス・コレットとアレキサンダー・マックイーンによるもの。

カミラ王妃

写真:代表撮影/ロイター/アフロ

夫であるチャールズ3世が国王となり、王妃の座についたカミラ。以前はダイアナ元妃と比べられることもあったけれど、この日の彼女は王妃の貫禄を讃えていて、とっても美しかった! このホワイトのドレスは、イギリスのブルース・オールドフィールドというデザイナーによるオーダーメイド。裾に施された金の刺繍には、国王夫妻の愛犬であるジャックラッセルテリアのベスとブルーベルの姿や、家族たちの名前のほか、キャサリン妃と同じく、イギリスを構成する4つの国の花の紋章が。

そして王冠は、1911年のジョージ5世の戴冠式でメアリー王妃が被ったのと同じもので、何と2200個のダイヤが散りばめられています。こういうところに、イギリスという国の歴史の重みを感じますね……! 実はこのドレスのデザイナーはダイアナ元妃が生前に愛用していたことで知られるため、カミラ王妃にとってはリスキーなチョイスだったとか。でもこの着こなしを見ると、その選択は大正解だったことがわかります。

 
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