みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。
今週、久しぶりに大阪の梅田に行ってきました。
用を終えて、いそいそと寄ったのは阪急百貨店。あのお店のポップアップがあると聞いたので。
じゃじゃーん。

割れ物がいっぱいだとドキドキ……。写真の掲載は許可をいただきました。

 

FUEGUIA(フエギア)1833です。ミモレでも何度も紹介されていますね。

香水をつける習慣もないのに行ってみたかったのは、ただただ好奇心のせい。なるべく天然の(しかも南米の)材料を使って作られた珍しい香りが何十とあるって、いやいや、これは試してみたいでしょ。

うーん、しかし、予想以上にたくさん。これ全部試すの? ←途端に弱気。

圧巻です。数えなかったけれど、50以上はあったかと。これ全部東京から持ってきたんですよね……。


最初、見た目や名前が気になったのをいくつか匂ってみたのですが、そんなやり方じゃどれがよかったか全然覚えられないと気づいて、端から順番に試しました。割とすぐに選べましたよ!

奥から手前に、端から順番に。すごく熱心な人みたい。

 

こっちの島のも忘れずに。意外にもブランデーみたいな色のがたくさんありました。


一番好きだったのは「Muskara Cacao」。お店の方にこれが一番好きだと言ったら、セールス・トークにしてもえらく盛り上がって。なんでも今年はカカオの当たり年(フエギアの香水的に)らしいです。ワインのような美味しそうな香り。あんまり香水っぽくなくて、そこが良かったのかも。

色がめっちゃキレイ。服に色がつくから気を付けてくださいと言われました。ポリフェノールってやつですね、きっと。材料はカカオの実だけで、他の植物などは混ぜていないそうです。


他に同じくらい良かったのが4つあって(まあまあの数、選んでるやん)、「Amalia」、「Tagore」、「Darwin」、「Biblioteca de Babel」。
系統がバラバラですね、とお店の方に言ったら、「うーん、でも好みははっきりしていますね。基本的にはサッパリしたのがお好きで、ちょっと暑くなってきたからかちょっとピリッとしたのがいいみたいですね。でも甘いのも嫌いじゃなくて、果物ならグレープフルーツ、お花ならジャスミンがお好きなようですね」。

「この中だと、これからの季節なら、スパイシーだけれど、すっと香りが消える『Tagore』がお好きだと思いますよ。もう少し香りが長く残る方がいいなら『Darwin』。秋になって涼しくなってきたら『Biblioteca de Babel』。『Amalia』は桜の頃につけるとすごくいいですよ」
なるほど! プロのアドバイス、素晴らしい!

「Amalia」はしっかり甘いけれど、重くないジャスミンの香り。甘い香りを好きだと感じるなんて、我ながら珍しい。

 

「Biblioteca de Babel」。「バベルの図書館」って意味ですね。図書館で本を開いたときのような、古本屋さんで立ち読みしたくなるような匂いでした。本好きのあなた、どうですか。そういえば子どもの頃、『バビル2世』が好きでした。うちにもロデムが欲しかった……。

 


ポップアップでは30mlと100mlのサイズしか売っていなかったので、初心者にはお試しサイズのあるオンラインの方が現実的かなーと考えております。どれも立派なお値段ですので、ハイ……。

それより、ウェブの説明を読んで、ウルグアイにフエギアが持つ植物園「FUEGUIA BOTANY(フエギア・ボタニー)」に行ってみたいなあと夢が膨らむのでした。

それではまた土曜日に!