シーズンインザサン、と認めざるを得ない日差しの強さ。ちょっと前まではおしゃれで掛ける人のほうが多かった気がするサングラスですが、最早健やかに夏を過ごすための必需品と化してきている気がします。しかも、マスクしてサングラスも、という不審者みたいな格好をしなくても良くなったので、昨年よりも手に取る機会が増えていませんか? そこで今週は、手持ちのサングラスを使って、「眉毛、見せる? 見せない? てゆうか、コレ似合ってる?」問題を検証してみようと思います。

今回は「やってみた」というネタのため、特にコスメは出てきません。手持ちのものでやってみました。「お助けコスメ」という「看板に偽りあり」になってしまわぬよう、一応使用コスメをお伝えしますと、チークはローラメルシエ ブラッシュ カラー インフュージョン 【06 CHAI】、コンシーラーはアイマイ スムース コンシーラーです!
 
 

サングラスは「目」が逸らしてくれていたはずの「眉」と「頬」を露わにしてしまう


話すときは相手の目をちゃんと見なさい、と子どもの頃から叱られるときなんかにもよく言われたような記憶があります。人は、人と相対する場面ではやはり相手の目もとを見ているのだと思います。だから、サングラスをかけると、目の周りで脇役として存在していた頬と眉毛が急に目立って感じるのでしょう。目が見えるか見えないか。メガネメイクとサングラスメイク、似ているようで全く違うこの2つの大きな違いはそこにあるのだと思います。メイクのしやすさだけで言えば、目が透けて見える淡色のサングラスはメガネ感覚でできますからね。というわけで、今回は濃いめのサングラス3種でトライしてみます。

まず初めに。サングラスをして目の存在感が消えることで、当然のように目立ってくる中顔面対策を。いつもより気持ち下めにチークを入れておきます。
1個目のサングラス(カトラーアンドグロス)。これは、坂口的にはいちばん髪型、メイクを選ばない、ベスト・サングラスです。眉毛にかかるかかからないかくらいで、自眉の形にも合っているので、何も考えずに掛けるだけでOK。下めに入れたチークが程よくのぞいて、いい感じではないでしょうか。
2個目(アンヴァレリーアッシュ)。これは眉毛が隠れない大きめタイプ。ダメではないんですが、なんか眉毛が見えていると、ちょっと「面白く」なっちゃう気がして難しいんです。個人的な考えでは、サングラスのカーブよりも眉が平行ぎみなせいのような気がしています。
このサングラスを似合わせるには眉毛を少し隠すほうがいいのかな、と思います。前髪を厚めに下ろして、サングラスのなかに入れ、眉頭の位置を曖昧にしてみました。ちょっと「面白さ」減りましたかね?
3つ目(レイバン)。遮光度はいちばん高いので、このミラーサングラス自体は好きなんですけど、いつも通りに眉毛を描いたら、白い鈴木雅之さんみたいになっちゃってます(笑)。つまり中途半端ということ。これ、いちばん似合わせが難しいかも。
こちらも、前髪で眉毛を隠すことで似合わせることもできるんですが、せっかくなので今度はコンシーラーで眉毛を薄くぼかしてみます。スティックコンシーラーをブラシでとり、眉の表面を撫でるようにつけて存在感をミュート。薄色の眉マスカラでも同じような効果が出せると思います。
こんなにしっかりオデコを出しても眉毛を出しても、マヌケな感じが減りました。これなら、なんとか大丈夫な感じではないでしょうか? 似合うサングラスを選ぶべし、というのはもちろんそうなんですが、掛けたい形に似合わせるのもメイクの力だと思います。よろしければ、お手持ちのサングラスで皆さまも実験してみてはいかがでしょうか?
 


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