桜が散ってしまった東京…名残のお菓子のご紹介です。

満開の桜を思い、菓子器にとりました。こちらは伊勢の紅梅屋の「さまざま桜」という御干菓子、松尾芭蕉の詠んだ「さまざまの事おもひ出す桜かな」の句にちなんで作られたそうです。ぱりぱりとした食感がお茶によく合います。

水面に桜の花びらがひとひら浮かんだような。そっと扱い口に含むとほんのり甘くて…富山の五郎丸屋の銘菓「薄氷」の、季節に因んだ一品です。見た目よりふわりとした食感でつい一枚二枚といただいてしまいます。コーヒーにもよく合います!

そして京都の末富の有名な御干菓子「京ふうせん」にも桜が♡京都限定なのですね。平安時代の女官の装束の色目を表現したこのお菓子は、麩焼きせんべいなので名前通り軽くってほわほわ~**気がつくと缶が空っぽということもよくあります(←よくあるんだ…)


春の盛りが終わりました。

これから初夏そして夏に向けて、美しくて美味しい御菓子をまたご紹介したいと思っています♡
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