今はSNSでだれでも情報を発信できる時代。あなたが知りたかった情報は、誰かがもうネットの海で発信しているかも。本特集は、ミモレ編集部から「新たな視点を得ることができる」「癒しになる」「知らない世界のリアルがわかる」情報をSNSで発信し、密かにバズっている人=「バズり人(びと)」さんのSNSアカウントをご紹介します。

今回は、「ジョーは犬&猫と共に古民家で暮らしている」さんにインタビューしました。ジョーさんは山奥の家を女性一人で購入し、そこで共に暮らす土佐犬のアギトさん、白猫のネコリアンさん、2023年秋に新たに引き取った茶トラ猫のコヤリアンさんの三匹の可愛くおもしろい日々の様子を発信しています。

 


ジョーさんと住む三匹の紹介:
アギトさん

 

寝転ぶと「餅」のように見える土佐犬。
 

ネコリアンさん

 

「ネコリアン」は愛称で、本名は「爪(そう)」という白猫さんです。
 

コヤリアンさん

猫エイズ陽性の茶トラ猫さん。2023年秋くらいにジョーさんが保護して、保護犬猫用に造った小屋に住んでいます。

 


土佐犬・アギトは甘えん坊、白猫・ネコリアンは人の邪魔をしてくる


――X(旧Twitter)で、発信し始めたきっかけについて教えていただきたいです。

ジョーさん:アギトは土佐犬(土佐闘犬)なんですけれど、一般的に「怖い」や「危ない」などのイメージがあります。そこで実際はどういう感じなのか、どんなふうに生活し、どういう性格の子なのかなというのを広めていきたいなと思って、Xで発信し始めました。


――ジョーさんはもともと海育ちだということですが、なぜ、山で暮らそうと思ったのでしょうか。

ジョーさん:以前住んでいた家の目の前が海だったんですが、家の後ろ側はすぐ山になっていたので、 犬(アギト)の散歩に行く時には、山も海も両方ともあったんです。ですが、山を散歩してる時に、犬がすごく楽しそうだったんです。あと災害問題があった時に、以前住んでいた場所は津波が来る地域だったので、いずれは津波が来ないところに引っ越したいなという思いがあったので、山の方に引っ越しました。

――山での暮らしで楽しいことと、ちょっと大変なこと、それぞれあれば教えていただきたいです。

ジョーさん:楽しいことは、本当に小さな集落なので、自分が本当に好きなように庭で物づくりができるっていうことと、犬は普段そんなに吠えることはないんですけども、 吠えたとしても全然大丈夫な距離感があるので自由にさせてあげられるところですね。
ちょっと困った点は、あらゆる虫が大きすぎるところですね⋯⋯。見たことないぐらい長くて大きなゲジゲジがいます。オオゲジなので、手のひらサイズぐらいのゲジゲジが家の中に普通にいたり。一般的な虫とはサイズ感の違うオオスズメバチとかも普通に飛んでいるので、最初は戸惑いましたが、今では虫の警戒音がしなければ気にしないぐらいになりました。

――もの作りをされているということですが、具体的に何を作られてるんですか。

ジョーさん:料理が好きなので、庭の窯で焼いたりですとか、最近はソーセージを作るのにはまっているので、まとめて作って数日分のおかずにしたりなどいろいろ作っています。


――いつもポストで登場するアギトさんとネコリアンさん、あとコヤリアンさんの3匹の性格を、ジョーさんの主観で良いので、それぞれ教えていただきたいです。

ジョーさん:ネコリアンは我が家ではおそらくヒエラルキーの頂点にいるので、好きなように生きていますね。アギトは、ネコリアンを迎えた時もすんなり受け入れてくれた優しい子です。
コヤリアンは保護時は近づくだけで威嚇をしてくる子でしたが、今ではすっかり人間の膝の上が大好きで、もう膝しか見えないみたいな感じの猫です。
三種三様、バラバラな性格で全然似てないですね。

――「ネコリアンさんがミニリアンだった頃、犬に育てられた」そうですが、ネコらしくない癖や仕草について教えていただきたいです。
 


ジョーさん:猫らしくない仕草としましては、まずは立ち方が犬と同じ足の置き方であったり、引っ越してからは、猫なら絶対に抜けられる隙間を抜けられないと思い込んでいたりするところですね。

猫らしくない立ち方のネコリアンさん。
猫なら抜けられる隙間なのに犬と一緒にのぞいているネコリアンさん。
 
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