コヤリアンさんが楽しく暮らせるようなお家と出会えれば

――一番甘えん坊なのはどの子なんですか。

ジョーさん:一番はアギトでしょうかね。夜は同じベッドで私の腕枕で寝ることが多いです。体格的には犬の方が大きいので、人と寝てる感じです。
また人懐っこいので、誰かが家に来た時にも近くでぐるぐる回ってうろうろして、隙あらばオヤツを貰おうとします。


――ネコリアンさんは雄なんですよね。

ジョーさん:そうです。ネコリアンとコヤリアンが雄でアギトが雌です。

――同じ雄の猫でも、ネコリアンさんとコヤリアンさんだと結構性格が違うんですね。

ジョーさん:ネコリアンも人の後をずっとついてくるタイプなんですけど、 膝に乗るのとかはあんまり好きじゃないみたいです。


鳴き方も「にゃん」と可愛く鳴くというよりは、「わーっ」と力強い系ですね。


――コヤリアンさんは、今後は別のお家に行くなどの計画はされてるんですか。


ジョーさん:そうなんです。コヤリアンが楽しく暮らせるようなお家と出会えればという思いで、それまでできる限りうちで人慣れしてもらってます。でも良いお家との出会いがなく無理だった場合は、このまま「小屋暮らしのコヤリアン」となります。


――コヤリアンさんは膝の上に乗るぐらいなので、もう結構人懐っこくなっているのでしょうか。

ジョーさん:そうですね。一応、私以外の人に対してどうかなと思って、ちょっと何人かに会ってもらってどんな感じかなって様子を見たんですけど、初めて会った人の膝の上にも容赦なく乗っていくようなタイプの猫でした。一度乗ったら降りないみたいな様子で。なので、良いご縁があればと考えています。


――可愛いですね!
三匹はそれぞれ今年で何歳になるんですか。

ジョーさん:アギトが今年の春で8歳になります。ネコリアンは4歳ですね。犬が4歳の時、2020年に来たので。コヤリアンは年齢がちょっとわからないんです。 年は結構いってるみたいなのですが。

――三匹のポストについて、最近反響があったものを教えていただけますか。

ジョーさん:ハートマークやリポストの数は調べていないのですが、リプライなどから、コヤリアンのことを皆さん気にかけていただいてるなっていうのはすごく感じられて、ありがたいなと思っています。

――アギトさんの散歩に出かけている様子はよくポストされてますが、ネコリアンさんは外にお散歩には行かないんですか。

ジョーさん:そうですね、ネコリアンは外には行かないです。田舎ということもあるのですが、外に出ると野生動物がすごくたくさんいて、危険だったり、ダニとかノミがついて感染性の病気をもらいやすいという問題がありますので、ネコリアンは保護の時以来、一度も外に出たことがない猫ですね。


――だからいつもアギトさんの散歩の時には帰りを待ってるような感じなんですね。今後はどんなふうに3匹と暮らしていきたいですか。


ジョーさん:ありがたいことに移住してから、ご近所の方にとても恵まれて、犬(アギト)も可愛がっていただいて、 ネコリアンは家の前を通りかかるといつも外を見つめている「窓にいる猫」枠として知られるようになっているので、今後もずっと今のように穏やかに過ごせて行けたらいいなと思っています。で、今後もご縁があれば、保護犬や保護猫を迎えて暮らしていけたらいいなと考えてます。

 


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ジョーさんが写すアギトさんやネコリアンさんたちのほっこりしたポストからは、土佐犬の甘えん坊なところや、あまり知られていないもちもちな手触りや、土佐犬に育てられた猫ならではの仕草、新たな保護猫との関わり方が垣間見えます。日々のポストを追っていくうち、気づくと「ネコリアンはこの寒い季節はどうしているかな?」と、ジョーさんと知り合いのような感覚になっているはず!

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次回の「SNSで見つけた『バズり人』さん」もお楽しみに!


構成・文/大槻由実子
編集/坂口彩
 

 

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