開発中から話には聞いていましたが、本当にそんなことできるの? と半信半疑でいたコスメがついにローンチ。どんな顔立ちでも、メイクでなりたいほうへ寄せることができるというのです。立体感強めの濃いめ顔面=「ゴリラ顔×さかな顔」(詳しくは公式の解説を参照)の持ち主であり、憧れは「抜け感のある圧のない顔」という40代がさっそく試してみました。今週のお助けコスメはこちらです。

たとえ仕組みはよくわからなくても使い方はカンタン。数字の順に2色重ねるだけ


WHOMEEといえば、mi-molletの連載でもおなじみのヘアメイク・イガリシノブさんプロデュースのコスメブランド。連載のなかで判明した、イガリさん流の顔立ちマトリックスから生まれた骨格理論を、コスメに落とし込んだのがこちらの商品。ときどき編集者やライターすら取材中に迷子になるように、イガリさんの理論をちゃんと突き詰めると結構高度なのですが、ご安心ください。このアイシャドウパレットはそんなに難しくありません。

重要なのは「スタート地点」と「順番」だけ!

 

STEP1:「スタート地点」を知ろう


このパレットのポイントのひとつめ「スタート地点」。つまり、どの色から塗ればいいのかなのですが、これは顔立ちで自動的に決まります。公式サイトで診断ができるのでぜひやってみてください。

「濃い顔」の迫力、4パターンの減らし方がひとつのパレットで叶う【反時計回りパレット】_img1
ちなみに坂口はゴリラとさかなの間。以前、連載でメイクしていただいた際には図の位置と言われました。そういう場合は「ゴリラ顔」をスタート地点にしてもいいし、「さかな顔」をスタート地点にしてもOK。濃さマックスのゴリラ顔からどんどん憧れのコアラ顔に近づく方法が4通りもあるってこと!? お得だ……。


STEP2:「順番」だけは守る!


反時計回りに順番を入れたとき、隣接する2色は重ねると絶対にいい感じになるようにつくってあるそうです。ただし順番は必ず守ること。そのルールに則って、実際に使ってみました。ツールはお好みでいいと思いますが、今回は肌になじませたかったので指塗りにしました。しっかり発色させたい方はチップ、ふわっとのせたい方はふさふさのブラシでどうぞ!

「濃い顔」の迫力、4パターンの減らし方がひとつのパレットで叶う【反時計回りパレット】_img2
公式サイトより。単色での雰囲気はこんな感じ。
「濃い顔」の迫力、4パターンの減らし方がひとつのパレットで叶う【反時計回りパレット】_img3
そして実際に塗ってみた感じはこんな感じ。以下詳しくみていきます。
 
  • 1
  • 2