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私の定番「タックパンツ」は色違いで愛用中【岡本敬子の60代ファッション】

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タックパンツは私の定番


お天気が変わりやすい毎日でワードローブ選びにもいつもより時間がかかるこの季節。
皆様お元気にされてますか?
さて、今回は定番の一つであるタックパンツのお話です。
インスタグラムで「Today’s Fashion」という日々のスタイリングを自分の記録というつもりで更新し続けています。だいたい好きなものは決まってきちゃっているので同じようなスタイルに小物で変化をつけていくという感じなのですが、そこで頻繁に着用しているのがタックパンツなのです。

 

これは『ル・ピボット』のものなのですがドライタッチなオックス生地なのでほぼ一年中着用可能。

シルエットはワイドですが小柄の私が穿いても縦のラインが綺麗なので足がまっすぐに見えるのが気に入っています。
ある日のスタイリングをいくつかご紹介します。

 
 
 

あまりにも好きすぎて色違いで愛用中なのですが私の友人たちにも大好評でタックパンツ愛好者が続々と増えつつあります。
世間で言われてる定番の内容とは少々(だいぶ?)違うかもしれませんが私は気にいるとそればかりなのでそれが自分にとっては定番なのだと思います。
誰かが決めるものではなくひとりひとり定番は違っていた方が見ていても面白いですよね。
自分は何が好きなのかを考えて探していくうちに、その人なりのこれだ! というアイテムがスーッと馴染んで定番になっていくことが理想なのじゃないかな?
ということでそれではまた〜!

 

岡本 敬子

アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun

『私の定番』
岡本敬子 著 光文社 1980円

ミモレの連載でもお馴染み、大人気ファッションディレクター岡本敬子さんのスタイルブック。今回のテーマはずばり“定番”。よくある無難さとは一線を画す、「好き!」が詰まったアイテムが集まり、目にも楽しい1冊。好きな服に袖を通して、軽やかにおしゃれがしたくなる。千駄ヶ谷のセレクトショップ「Pili」でディレクターも務め、そのセンスで絶大な支持を得ている著者の、唯一無二のスタイリングを集めて紹介します。

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