「メルカリでなくても、例えば、誰でもネットショップが開設できる『BASE』で、自分が趣味で作っているアロマキャンドルなどを売ってみるのもいいですね。楽天などの月額で出店料がかかるプラットフォームではなく、売れた分だけ販売手数料を払うプラットフォームというのが、ポイントです。

また、物品でなくても、ココナラなどのスキルシェアのプラットフォームで、講座を持ってみる。なんでもいいんです」(染谷さん)

 


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ちなみに、スキルで講座を持つと聞くとハードルが高そうに聞こえますが、あるプラットフォームで、コロナ禍に一番売れた講座はギターの弾き方だったんだとか。

「別にプロである必要はありません。好きな曲の趣味が合う、教え方が上手など、需要とマッチするのはどんなところにあるか、やってみないことにはわかりませんから」(染谷さん)

たしかに。自分が選ぶ側だとして、テクニックよりも相性やフィーリング、人柄などを重視したいかも。
 

副業や複業で成功している人の共通点とは?

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また、副業や複業などで成功している人には共通点があるといいます。

「それは、続けていること。継続力です。お金を稼ぐことが、先にあるわけではない。だから好きなことじゃないと続かない」と染谷さんはいいます。

例えば、小柄さん向けコーディネートを発信するHappY(ハッピー)さん。144cmという身長がゆえ着る服に苦労してきたこともあり、小柄さんでもかわいく着られる服やコーディネートをInstagramにアップし続けていたそう。コツコツ継続しているうちに、今では小柄さん向けメーカーとコラボをしたり、デパートのイベントにお呼びがかかったりするようになったんだとか!

ちなみに、やっぱりInstagramで発信するのは大事なんでしょうか?

「テキストベースならnote、SNSならInstagram、動画ならYouTubeショートがおすすめです。といっても、いまどき、直接収益化することは難しいです。もちろん、PRを付けて企業案件を受けることも可能ですが、そこまで大きな金額にはなりません。

発信するなら、ジャンルを絞った方がいいですね。その手の専門家っぽく見えてきます。別に直接収益化で大きな利益を得なくてもいいんです。

例えば、ドラマ好きな人であれば、YouTubeでドラマのレビューを継続してみる。それで1人でも『この人のレビューが好き』と共感してくれる人がいてくれればそれでいい。それの積み重ねで、ある日雑誌の編集者さんが発見して『ドラマのレビューの連載をしてみませんか?」という話につながることもあるかもしれません。

これも継続するからこそ生まれるもの。続けるうちにだんだんコツが掴めるようになってきます」(染谷さん)