ここ数年の眉メイクのトレンドといえば、自眉を活かした「ナチュラルな眉」。眉毛がしっかり生えている私にとっては好都合だったりするのですが、あればあるだけの眉毛の悩みもあって……。
眉は濃いし、太いし、生え方が左右均等ではないのが悩み。小学校に上がる前くらいの時に、ガラステーブルの角に顔をぶつけて右眉下を縫う大ケガ。それから眉尻の毛が生えなくなってしまいました。片眉のみ、平安時代の「麻呂眉」って、結構、笑えますよ。この悩みをクリアしてくれたお助けコスメ。それがラブ・ライナーのリキッドアイライナーです。
眉毛のプロから教えてもらったメイク術。「眉毛あるのに、まだ足すの?」
目指すはパリマダムのような「コームでとかしただけでもさまになる眉」。ペンシルをメインに、パウダーは薄いところに足す程度。ですが、ペンシルで眉を塗ると、どうしても「メイク感」が出てしまうのです。
そんな時、眉企画でメイクのプロに取材する機会がありまして。私の眉メイクについてもアドバイスをくれたのです! 意外なことに「こういう眉はリキッドタイプと相性いいですよ」と。濃く・太い眉を味方にして、毛のないところや薄いところにリキッドで眉毛を描く。まるでホンモノの眉のように擬似化させ、ペンシルやパウダーは極力使わない、というわけ。
眉のコンプレックスを味方にするなんて、考えもしませんでした。本当にこの眉でできるのか不安ではありますが、「やってみよう!」と。
使ったアイテムはコチラ!
スッとスライドした時のブラシのしなり具合が絶妙で、筆先を眉に当てても沈まないんです。さらにスゴいのはブラシの先端。ブラシが割れないし、液ダレもしないため、太い線も細い線も自由に描けるんです。
職業柄、いろいろなリキッドアイライナーを試していますが、このブラシのしなり具合はTOP3に入るくらいの秀逸さ。聞くところによると、この筆先は奈良の伝統を受け継ぐ筆職人の「手もみ」のワザを採用しているとか。独自の比率でブレンドし、最もふさわしいコシと柔らかさのバランスを実現しているそうです。だから「ここに1本欲しい!」という時もきれいな線が描けるんです。この描きやすさは試す価値ありです。
この技術の高さは日本を超えて海の向こうでも好評だそう。今年の4月には海外(パリ)に初進出し、話題になっているそうです。
そして「色」。私の眉色と自然になじみ、しかも抜け感と奥行きを出してくれるニュアンスカラー。使用色は眉色となじみのいいモカグレージュ。黒でもなく、グレーでもない透け感カラーが気に入っています。
本来は目尻に使うアイライナーですが、私にとっては眉メイクの必需品。しかもコストパフォーマンスも申し分なし。だから「絶対、廃盤にしないで」と、ラブ・ライナーの社長にお願いしようと思います(笑)。
文/長谷川真弓
編集/國見香
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