こんにちは、エディターの昼田です。
8年ぶりに扁桃炎にかかりました。唾を飲み込むのも痛くて泣きそうになりながら、なぜこうなったんだろう? この不調はなんのサイン? 考えてみたら思い当たる節が大アリ。ずっと前から本当は言いたいんだけど、言っていないことがたくさんあるんですよ。それはですね……
やっぱり私の「想い」。この連載でも書いてますよ。だけど、皆さんのお役に立てそうにない話や一本の尺にならないようなものは切り捨ててきた。そうしたらものすご〜く溜まっているわけですよ、言いたいことが。
ということで急遽、ラジオ番組を始めることにしました。
毎日17時更新。私の胸の内を、包み隠さずお話してます。リスナーさん曰く、聞くと「捨てるモード」になれるらしいです(笑)。
1回目の収録をしてみたら、すっきりしました。自分の中に溜まっていたものを排出できる場所ができた安心感もありました。
改めて思ったのが、溜め込んでいいことなど何一つないなと。自分自身の中にある「これ言いたい!」という気持ちもそうですし、イヤな感情も、日々のストレスも体に溜まっていけば不調になります。
「心」も「からだ」も「入れたら出す」「不要なものは捨てる」という自然な流れを妨げないように。意識的に”流れるルート”をつくっていくことが今の私には必要でした。
ということで、近所のジムにも申し込んできました(笑)。体に滞留しているエネルギーも流していかないと!
私たちはつい「何を入れるか」に注力しがちですが、本当に意識しないといけないのは「出す」ことの方だなと思います。何を食べたら健康になるか、ということよりも、身体に入れてしまった毒になるものや老廃物をきちんと出していけることの方が大事なのかも。
服も同じですよね。買ってもいいけれど、溜め込みすぎないように。定期的にデトックスする習慣があればクローゼットも健康的ですし、そんな空間を毎日見ていれば持ち主にもいい影響を与えていく。そう思うと1000枚を溜め込んでいた私はとんでもなくやばいことをしていたなと思います(笑)。
「停滞しているな」 「詰まっているな」「膨満感がある」。
そんな感覚があったら排出するのが一番。流れが自然に起きてきます。
ちなみに、この流れを作ってから、私がやりたい仕事のオファーがやってきました(笑)。
やっぱり捨てるって大事。というか、自然な流れを自分で止めていてはいけないってことです。詰まらせているのは自分なのです。
最後に、いい流れを作るコツを。
ラジオ配信やジム通いのような大きなことでなくても大丈夫です。
今日ひとつ、死蔵しているものを捨ててください。捨てようと思ってキープしているものを今すぐ家から追い出してください。そんな重たいエネルギーを持っているものを動かしたとき、軽さと、ごろっとつまりが取れるようなすっきりした感覚があると思います。
2つも捨てれば、もっと軽くなり、3つも捨てれば、勝手に背中を押されるようなスピード感が自分に戻ってきます。
その勢いに乗ってみると、モノだけでなく、片づけなきゃと思っていたTODOもスムーズに着手していけるようになります。自分で流れを作り、波を起こせるんです。面白いですよ、ぜひやってみてください。
【NHK文化センター守口教室・昼田祥子さんオンライン講座】
「捨てられない私」は今日で卒業!服を捨てて一歩踏み出そう!
■日時:2024年7月27日(土)10:30~12:00
■受講形態:オンライン(Zoom)
※詳しくは「オンライン講座受講前の準備」ページをご覧ください
【参考書籍】「1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話」(講談社)1540円
※サイン本あり/なしの2種類のコースから選べます。
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『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』
著・昼田祥子
¥1540(税込)
講談社
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クローゼットに収納術はいりません。
「クローゼット=本当の自分」にできれば、勝手に整うものだから。
ただ、自分の心地よさに従うこと。
本来の自分を生きるという覚悟を決めること。
捨てられずに人生を詰まらせているものに向き合い、手放していけたとき、人生はすごい速さで自分でも思いがけない方向に進んでいきます。
1000枚の服を溜め込んだファッション雑誌編集者の人生を変えた「服捨て」体験と、誰でもできるその方法を伝えます。
着用・文/昼田祥子
構成/出原杏子
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