身近にいる美しく年齢を重ねた人とはどんな人なのでしょうか? 側にいるからこそ見えてくる秘密はあるのでしょうか?
本音その1
「ヨガの先生です。体のラインが出るお洋服を堂々と着こなし、姿勢が良く伸びやかな身体。お話しされるときの声のトーン。せかせかしたところがないところ。まるで先生の周りだけ時間がゆっくり流れているかのように感じさせるところが素敵だと思っています」
見た目だけでなく、滲み出てくる自信やまとっている雰囲気を美しいと感じる意見も多数ありました。様々な経験をしてきたミドルエイジならではの視点なのかもしれません。
本音その2
「企業の食堂で働いていた80代の女性です。『毎日具沢山のお味噌汁を食べていればみんな元気でいられるのよ』と教えてくださった女性の笑顔。ピカピカなお肌と信念を持ちながら働いている姿がとても印象に残っています」
笑顔と信念を持ち続けていれば、年齢に関係なくその人は周囲に強い印象を残す「心に残る人」となるのでしょう。また、今の自分よりも先を行く人生の先輩のそんな姿からは希望と勇気をもらえるようです。
本音その3
「自分の母親です。結婚してから苦労を重ねておりアンチエイジングなどはしていませんが年相応以上に美しいと感じています。自分の行い全ては自分の決断だから何かあっても環境や他人のせいにはせず全てを受け止めて生きているところ、そんな部分がとても美しいと思っています」
母親は誰にとってもある意味1番身近な女性。だからこそ見えてくる「ありのまま」であることが美しいと感じるのでしょう。年齢も見た目も周囲の状況も全て受け止めて争わない、そこが年齢を重ねたことで得られる美しいさや強さに繋がるのかもしれません。
文/ホリグチ・ナオコ
イラスト/カルピ子
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