仕事との両立において、嬉しかった周囲のサポート、逆にありがた迷惑だった配慮
・保育園からのお迎えコールに対し、すぐに帰っていいよという職場環境はありがたかったです。
・休んでもさほど嫌な態度を取られなかったこと。
・突発休のフォロー、大丈夫だよと言ってくださる言葉、ありがたかったです。
・休んだ時に仕事を代わってもらえることはうれしいが、別にいなくても大丈夫とすぐ言われるのも存在価値がないようで難しい。
・「帰って大丈夫だよ」と子の発熱時に快く送り出してくれたこと。残念だったのは「小学生になったらバリバリ出張行ってもらうから!」という子どものいない上司からの圧力。小学生になったとしても、そんなに家を空けられないので。
・休職中連絡しないでくれたこと。連絡がくると返信しなきゃというプレッシャーが大きかった。
・制度について知らない人が多かったので、どんなものか聞いてくれて理解してくれたこと。ありがた迷惑は仕事が終わってないのに時短だから帰れと言われたこと。
 


突然休んでも嫌な顔をされない


時間通りに帰らせてくれたり、突然休むことになっても快く受け入れてもらえことが嬉しかったという声が多く上がりました。仕事が終わっていないのに帰ってと言われ、逆に困ったという声も。時間通りに帰れるサポートが大事な一方、柔軟な対応も必要なのかもしれません。また自分がいなくても回るという事実が、自分の存在価値に不安を感じる要因にもなるようです。

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望んだキャリアを諦めないために必要だと思う職場のコミュニケーション
・自分の家庭のことを話すのが嫌だと思う方もいるかもしれませんが、なるべく今の自分が置かれている育児環境について普段から職場で話をした方が良いと思います。
・本人の捉え方次第なので、希望を聞き取りしてもらった方がいいのかも
・コミュニケーションだけでは、どうにもならないのかな、と思っています。人員不足のところでは、重要な役割に着いた場合に、フォローできる人がいなければ、どうしようもないですし。
・できることできないことの仕分けを話し合えたらいいと思う
・現状報告の定期連絡(事前に打ち合わせ)、可能な範囲でコミニュケーションがゼロにならないようにしました。
・辛い時にコミュニケーションを取れる人を作っておく。
・制度と子育ての実情についてお互い知る機会が必要。
 
 


開示と共有がカギ


お互いの状況を開示し、共有する場を設けること、制度について説明を受ける機会が必要という声があがりました。事情があってフルタイムで働けない人も、勝手に仕事内容を変えられたり、できないことを決めつけられるのは苦しいもの。できることとできないことを周囲と一緒に考えていく必要があるのではないでしょうか。