小学生に人気の「キラキラ」「シェーディング」を親がクレンジングするには? 

 <ポイントメイク:①アイシャドウ> 


小学生がやってみたいメイクといえば、やっぱりキラキラするアイシャドウやアイラインははずせないですよね。パールやラメなどが入っていたり、落ちにくいタイプがあったり、メイク落としがなかなか難しいパーツでもあります。だから、顔全体のクレンジングの前に、まずは目元のメイクをピンポイントで落とすのがオススメです。
 

① 目を閉じた状態で眉をあげて、眉下にクレンジングを

小鼻汚れは「筆」で洗う!ラメシャドウ、縦ジワの口紅...カリスマの教えるクレンジング術で落とし残しゼロに【小学生メイク】_img0
 

まつげギワに塗ると、目がしみがちなので、眉下にクレンジングを塗ります。子どもには目を軽く閉じさせておき、眉を片方の手で少し引き上げながら、クレンジングをとった指を眉頭から眉下までスッと伸ばします。
 

② まぶたをやさしく軽くなでなで

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力を入れず、軽くまぶたをなでるように指を動かして、まぶた全体にクレンジングをなじませ、浮き上がらせます。
 

③ 濡れコットンで優しくオフ

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コットンに水をヒタヒタに含ませた状態で、まぶたに軽く押し当てます。その状態でさっとすべらせて拭き取りましょう。ゴシゴシするのは、もちろんNG!
 

 


 <ポイントメイク:②リップ> 
① 綿棒にクレンジングをとる

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子どもの唇は小さいため、綿棒を使うと◎。意外と乾燥しているパーツなので、摩擦なく落とすためには、たっぷり多めにクレンジングミルクを塗るのがポイントです。綿棒を横方向にすべらせて全体に行き渡らせます。
 

② 綿棒を上から下にすべらせる

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全体にクレンジングが行き渡ったら、唇のシワの溝にそって、綿棒を上から下に動かしてリップをとっていきます。さらに口角をクイッと上げさせた状態で、口角のキワまでしっかりオフ!
 

③ ティッシュをはさんでムニムニ

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ティッシュを軽く口にはさんでムニムニして、クレンジングを軽く吸い取ります。洗い流しは、全体のクレンジングをした後、洗顔のついでに流せばOK!

 

 <落とし残しの多いところ:小鼻と人中のくぼみ部分> 


小鼻のくぼみ部分、特に頬から立ち上がる付け根の部分はなかなか指が届かないポイント。ただでさえ皮脂分泌が多いのに、子どもはパーツが小さくて、大人の指が入らず洗いにくいのです。また子どもの肌は弾力があり、くぼみの溝が小鼻の肉で埋もれがち。もうひとつ、要注意なのが人中(鼻と上唇の間)のくぼみ。SNSのメイク動画で流行中のハイライトやシェーディングを、子どもはここにつけることが多いはず。しかし、ここもまた、大人の指が入りにくいパーツ。どちらもとても汚れが溜まりやすいパーツなので、今回は「筆」を使った方法をご紹介します。ぜひ定期的にチェック&クレンジングを!

① クレンジングを小筆にとる

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ナイロン製など洗える素材のアイシャドウブラシ(洗顔ブラシがあればそれでもOK。ただし、小さめのものを)などを用意。メイク用に売られているプチプラで十分ですが、肌あたりが優しいのを選ぶのがポイントです。まず、手の甲にクレンジングを出し、それをブラシにとります。
 

② 小鼻はブラシを往復させて

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反対の手で軽く鼻先を押さえ、洗う方と反対側に鼻を少しだけ倒した状態で、小鼻の根元にブラシを入りやすくしてから、くるくるとブラシを動かしたり、カーブにそって、ブラシを上下に動かし、汚れをかき出します。反対側も同様に。
 

③ ついでに人中も。ブラシを上下に動かして

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鼻と上唇の間にあるのが、人中です。この間のくぼみも指が届きにくいため、同じようにブラシを使うと◎。くぼみに筆先を入れ、軽く上下にすべらせてクレンジングを行き渡らせましょう。
 

④ クレンジングをティッシュオフしてからすすぎへ


あとは、基本のクレンジングの方法と同じようにすすぎます(もし、日焼け止めやファンデーションやチークなどのようなお肌に塗るものを使っておらず、ポイントメイクだけしている場合は、顔全体のクレンジングは省略してすぐに洗顔でOK!)。先にティッシュで余分なクレンジングを押さえてオフしてから、洗い流すとスピーディにすすげるので◎。ぬるつきが残らなくなるまで流しましょう。



以上、いつものケアでは落としにくく、プラスケアのお手入れが必要なパーツの落とし方。メイクをしている子はもちろん、メイクをしない子にも、たまにしてあげると、驚くほど肌が垢抜けて見えるのでぜひ。また、大人にも使えるテクなので、参考にしてみてくださいね!
 


撮影/水野昭子
取材・文/楢﨑裕美
構成/坂口彩
 

前回記事「【小学生のメイク】クレンジングは親の「立つ位置」が大事!子役の肌も守るカリスマ・エステティシャンが正しいメイクの落とし方を伝授!」>>

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