いま、巷で「短歌」ブームが起きているのをご存知でしょうか?

ミモレでは、ミドルエイジ女性読者から「人生の午後に詠む短歌」を募集中。女性たちの短歌を紹介していきます。
 

 


「いただきます」も「ごちそうさまも」ないけど 

「そこに愛はある?」夫の食事を40年以上作り続けた60代妻。日々密かに思うのは…【人生の午後に詠む短歌 #ごごたん】_img0
写真: Shutterstock


四六時中
夫の胃袋 気にしてる
そこに愛は なくてできるか

作者/ 尾野未知子さん(60代)
 



解説:
結婚して40年以上、家族の食事を作り続けています。

今は子ども達も自立し夫とふたり。時間がきたら当たり前のようにご飯が出来て食べられると思っているようだけど、料理が苦手な妻の努力や苦労はご存知ないらしい。いただきますもごちそうさまもない。

ただの義務感か惰性で作っているのか、日々自問しています。

 


『人生の午後を詠む短歌 #ごごたん』 とは?
何気ない日常の気づきや、ちょっと笑える瞬間、恋愛の切ない気持ち、家族への揺るぎない愛……などを5・7・5・7・7の5句31音の歌体で表現する。短歌とは、古くは万葉集の時代から使われてきた一種の自己表現です。

特に、さまざまな人生経験を重ねてきた女性たちの歌には多くの共感の声が寄せられ、また生き方を見つめるヒントがたくさん詰まっていると話題を呼んでいます。
「人生の午後に詠む短歌」募集中!
初心者も大歓迎! 短歌の題材は自由・無限。
日常のふとした瞬間、感情、エピソードなどを短歌として31音に残してみませんか? 
掲載させていただく際は仮名で紹介いたします。
皆さまからのご応募お待ちしております。

 

「そこに愛はある?」夫の食事を40年以上作り続けた60代妻。日々密かに思うのは…【人生の午後に詠む短歌 #ごごたん】_img1
 

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