タイプ③「給与維持型(労働時間は減・給与は維持)」は実現できたら最高ですが、「そんな会社あるの?」という疑問が…。ところが、ちゃんとありました。リクルートは2021年の会社統合を機に年間の休みを130日→145日に拡大。正確には「週休2.8日」ですが、給与水準はそのままに休暇だけ増えました。
また、静岡県には「株式会社週休3日」なる会社も! 週休3日制導入支援のほか、「週休3日薬剤師.com」をはじめ医療・介護業界での週休3日を推進する事業を展開しています。
週休3日を導入している会社を調べてみよう
厚生労働省の「多様な働き方実現応援サイト」では、実際に週休3日制度を導入している企業の事例を検索することもできます。
転職サイトではないので、あくまでも「こんな企業もあるんだ!」という参考程度ですが、それでも企業側がどんな背景や思いで週休3日を採用しているのか、またその場合の給与制度がどうなっているのかなどを知ることができます。
現状、週休3日制を導入している企業は7.5%(厚生労働省/令和5年就労条件総合調査の概況)と、まだまだ主流ではありませんが、大手求人サイトを見てみると「週休3日」を掲げて募集している企業もいろいろ出てきます。
例えば、マイナビ転職では「働き方改革! 週休3日(週4日勤務)が可能な正社員求人」という特集が組んでいたり、dodaでは「完全週休3日」というPickUpキーワードを設定したりと、すでに1つのジャンルとなっています。
自分らしいワークライフバランスを実現しながら、しっかり稼ぐ。氷河期真っ只中の就活を経験してきたミドル世代こそ、働きやすく変わってきた新しい時代の恩恵を受けましょう!
構成/佐野倫子
イラスト/Semo
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