お助けキッチン道具③蒸籠(せいろ)
最後は、蒸籠(せいろ)です。私自身「扱うのが難しそう」とこれまで手を出していなかったのですが、実際に使ってみるとそれがまったくの思い込みだったことに気づきました。
使い始めだけは水に濡らして、空蒸しをする必要がありますが、それ以降は蒸し終わったら洗剤を使わず、水(と場合によってはブラシ)で洗い流し、乾かすだけでOK。
そして蒸籠を重ねることで、いろんな種類の食材を一気に蒸すことができるので、時短にもなります。一度に蒸した食材は、それぞれ味付けをして、子供のお弁当の主菜・副菜をまとめて作っています。
たとえば、下の段にキャベツ敷いてその上に豚肉の薄切り、上の段に細切りにしたにんじん、スライスした椎茸、とうもろこし、ほうれん草、ブロッコリーを入れて蒸します。蒸しあがったら、①キャベツと豚肉はポン酢で味付けをし、上に小口切りにした細ネギをのせれば主菜の「蒸し豚」が完成。②にんじんと椎茸はごま油、醤油で味付けをして「ナムル」に。③ほうれん草は醤油、砂糖、すりゴマで「胡麻和え」に。④ブロッコリーはバターとガーリックソルトで味付けするか、マヨネーズを添えて。⑤とうもろこしはお好みで塩をかけて。これで、主菜1品と副菜4品の計5品が一度の調理で完成します。
また冷やご飯を蒸すと炊き立てのご飯のようになるところや、かたくなったパンを蒸すとモチモチに仕上がるところも気に入っています。とうもろこしのシーズンには、蒸すだけで茹でるより格段に美味しくなるので、「これは有名な品種のとうもろこしを使ってるの?」と聞かれたこともある程です。簡単なのに食材が美味しくなるのも、料理が得意ではない私にぴったり。
蒸籠の空蒸しの仕方や使い方、おすすめレシピ、一緒に使う鍋の選び方などは過去の記事でアップしていますので、ぜひ以下をチェックしてくださいね。
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いかがでしたか? 毎日の食事づくりをラクにしてくれて、美味しさも叶う。私にとって、もうなくてはならない「三種の神器」です。
構成・文/高橋香奈子
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