分析結果にがく然! シワ・シミ悩みより優先すべき基本お手入れ
それぞれの特徴を活かした計測器で今の肌状態を徹底分析。3D撮影は正面だけでなく、横顔・アゴ下など、普段鏡で見ることのないパーツもはっきり・くっきり。ナナメ下からフェイスラインを見ることなんて滅多にありませんが、カメラがしっかりと映し出しているんです。「あぁ、余計なお肉が……」と。そして、顔中に点在するシミ・シミ・シミ……(泣)。職業柄、肌のお手入れはしていたつもりでも、この結果にがっかり。
左右別の肌スコアはシミ、シワ、毛穴、キメ、ニキビ、赤みの6つの項目で構成されていて、スコアが良ければ大きな六角形になります。私のスコアをみると……バランス悪すぎ! 中でも100点満点中、たったの16ポイントしか獲得できていない「キメ」。
「キメが乱れるとターンオーバーが乱れ、乾燥や炎症、毛穴などのトラブルが発生します。頬や小鼻のまわりの赤みや昔からテカリに悩んでいるというのも、キメの乱れが原因ですね」と山﨑先生。それにしても、この数字、悪すぎやしませんか?
褒めるところはないのか、先生に聞いてみると、
「ご本人が気にされている毛穴については、それほど悪化していません。ただし、先ほどのキメの乱れを改善しない限り、肌ダメージはさらに悪化する可能性があります。今、優先しておこなうのは保湿ケア。きちんと保湿をおこなえば、シミやシワのスコアも上がってくるでしょう」(山﨑先生)
肌分析の強みを活かした「未来の肌作り」を今!
このクリニックの強みは、一人ひとりの肌状態や肌悩みに応じて【肌分析】と【美容医療施術】、そして【ホームケア】を組み合わせたパーソナライズなお手入れを提案していること。
「今の肌状態がわかっても、理想の肌に近づくにはどうすればいいのかわからないという患者さんが多い中、最新のテクノロジーと私たちの知見を掛け合わせた治療方針を丸ごと提案しようというのがこのクリニックの強みです。肌分析と治療をセットにした未来のための肌作り、とでもいいましょうか。
長谷川さんの場合、シミやシワも気になると思いますが、まずは肌の持つチカラをもうひとつ高める、土台の底上げをすることが賢明です。キメの乱れと赤みが気になるとおっしゃっていたので、光治療(IPLフォトフェイシャル)を組み入れましょう。ターンオーバーを正常に戻し、さらに毛穴や赤みを整えていきましょう」(山﨑先生)
そして、クリニックでおこなった施術効果を引き出すホームケアとして、メディカルコスメの提案もありました。「【肌分析】と【美容医療施術】の後は【ホームケア】も忘れずにおこないましょう。美容医療の施術とホームケアの両輪でケアをすれば、より効果を得ることができますし、長く維持できます」(山﨑先生)。ポーラ化成と研究提携し、先端の化粧品テクノロジーを駆使したクリニック専売スキンケアブランド「Dive(ダイヴ)」。クリニックでの施術後の肌コンディションを維持するには、毎日のスキンケアが大切なんですよね。これは心強い!
A LOOP CLINIC & LABの肌診断と施術(6回)のセットが終わった頃に、肌の変化が出ているといいなぁ〜と、今、せっせとスキンケアに励んでいるところ。自分の肌状況を知るって大事ですね。
撮影/後藤渉
取材・文/長谷川真弓
編集/國見香
前回記事「スキンケアをしているのに肌が乾燥するのはナゼ? 乾燥・毛穴悩み・赤みなど、40代からの「お肌の曲がり角」を乗り切る方法【大人の敏感肌①】」>>
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