頭の中の7割を「おやつ」のことが占め、ほぼ毎日おやつを食べているミモレブロガーの山根亜希子さんが選出。2024年に食べて「美味しい!また食べたい!」と心の底から感動したおやつを紹介します。
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旅先で二日連続で訪れたほど魅了された「焼き菓子」とは?
10月の終わりに北海道へ行ってきました。目的は数年前に東京から北海道へ移転した、お気に入りのレストランを訪れるためです。最初の目的地が決まったら、そこからはGoogle MAPやInstagramを駆使して、滞在先を決め、その後は近辺のおやつやカフェ探し。そんな中、Google MAPで偶然見つけたのが北海道・東川町にある「お菓子喫茶 みうら」です。
まず心を掴まれたのは、その名前。お菓子喫茶⁉ なんて可愛いの♡ 掲載されている写真にも期待が高まります。
北海道に降り立ち、いざお店を訪ねると、インテリアもパッケージもロゴも、そしてもちろんお菓子のラインナップも私の好きしかありません! 逸る気持ちを抑え、ゆっくりと考えて購入するものを厳選。このときは、バーチ ディダーマ、マドレーヌ、蜂蜜ビスケットにしました。滞在先に戻り、お部屋でティータイムです。
食べた瞬間、今年のおやつアワードで紹介しようと決めました。もう本当にどれもこれも素晴らしくおいしかったのですが、頑張ってひとつに絞りました。「バーチ・ディ・ダーマ」です!
バーチ・ディ・ダーマは、”貴婦人のキス”という意味のイタリアの伝統菓子。一般的にはコロンとした半円のクッキー生地でチョコレートを挟んだお菓子ですが、こちらのお店は、平らで中もヘーゼルナッツのクリーム。パティシエの内山智之さんがイタリア菓子と向き合っていた頃に、このタイプに出会って感動し、自分たちなりに作り上げたのだそう。
まず感動したのが、ザクザクとしたクッキーの食感。これはデメララシュガーという粒子の粗いお砂糖を使っているために生まれるものなのだそう。そして中のクリームはすっと歯が入るような滑らかさ。ヘーゼルナッツとミルクチョコレートをたっぷりと使ったクリームは優しく、それはどこか懐かしさを感じる風味で、
実は翌日、再びみうらを訪れました。東京に帰ってからの自分のおやつ用に、そしてきっとみうらの焼き菓子が好きであろう人たちへのお土産を買うために。そして”喫茶”も楽しむため! 私はローズ、
みうらには、フランス菓子、イタリア菓子、イギリス菓子など、さまざまな国のお菓子が並んでいます。パティシエの内山智之さん、内山朋子さんご夫婦は、おふたりともフランス菓子を本場パリの名店で修業されたそうですが、あえてフランスだけにはこだわらず、ご自身たちが本当に好きでおいしいと思うものだけを作っているそう。だからお店の名前にもパティスリーではなく、お菓子喫茶としたんですって。
「お菓子喫茶みうら」は今年の7月にオープンしたばかり。ご夫婦がたまたま旅行で訪れた北海道・東川町に魅了されて移住を決めたそうです。お店がスタートしてからは菓子作りに注力しているため、オンラインストアは準備中。まだ東川町のお店でしか買うことができません。それでもご紹介したいと思ったのは、みうらのお菓子のためだけにまた北海道へ行こうと決めたほど好きになってしまったから。レストランガイドのミシュランの三ツ星の基準は「そのために旅行する価値のある卓越した料理」ですが、私にとってみうらの焼き菓子はまさにそれなんです。
と思っていたら、朗報が届きました。近日中に公式LINEで注文ができるようになる予定だそうです! 詳しい案内はInstagramにありますので、ぜひチェックしてみてください。楽しみ!
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