以前のブログでクラッチバックのことに少し触れて、これを書かずにはいられなくなりました(笑)。

バッグを選ぶ時、私の場合はブランド云々にあまりこだわりがなく、①日々活用したいもの ②気分で遊びたいもの ③長く愛用したいもの・・・というカテゴリーの中で選んでいます。

①と②に関してはブランドにこだわらず、その時の予算感と一目惚れの度合いによって決めてます。普段使っているのはエコバッグ。毎日パソコンを持って行き来する生活の中で、安くて軽くて使い勝手が良いのが一番。ブランド物は価格が高いだけに、私にとっては清水どころじゃなく、スカイツリーから飛び降りる騒ぎ。なので、迷ってる最中に心が折れることがほとんどです。若い頃はノリで買っていた自分もありますが、ほとんど手放しているのが現状。そう思うと、やはり高額で買うことにおいては、ことさら神経をすり減らします。

絶賛愛用中のエコバッグ。毎日ほぼどれかを愛用しています!パソコン入れるので、肩からかけれるものがベター。ギャルソンのエコバッグはビニールがついているので、雨の日にとても重宝!

そして③なのですが、これは、ずっと手元に置いて、できれば誰かへの形見分けしても良いくらいの秀逸品。そんな出会いは今のところ皆無に近いのですが、使うたびに買って良かった、と思えるのがボッテガヴェネタの黒のクラッチ。

大切な場に、いつもそばにいてくれるボッテガヴェネタのクラッチバッグ。美しい佇まいに魅せられてしまいます。

ブランドの理念でもあるクラフトマンシップをモットーとし、熟練の職人さんによって作られた、精密に美しく編み込まれサテンのメッシュ。その佇まいは品格と、ブランドロゴともまた違う威厳を放っているように思えます。

出会ったのは10年ほど前。私には少し早いかな・・・とちょっと背伸びして買ったものでしたが、今や年齢もしっかり追いつきました。その間、大切な人を亡くしたり、ある時は誰かの門出を華やかに祝ったり・・・その節々にいつも一緒にいてくれたのはこのクラッチです。なので、私のいろんな涙をこの方は知っています(笑)。

秀逸なのは、着物やフォーマルな洋装にもフィットして、どんな場でも恥ずかしくなく、かつ、着てるものを邪魔せず傍らでそっと寄り添ってくれるようなところ。

清水どころじゃない騒ぎで購入した秀逸バッグ。お着物の場でも活躍できるものか・・・というのが私の中での基準判断の一つです。

歳月は過ぎても、見劣りも飽きることもなく、むしろどんどん好きになっていく・・・そんな愛着を感じさせてくれる名品です。

さて、私はこの名品にふさわしい女性なのか???そこが一番の問題点。今年も精進いたします(笑)。

寒さが本格的になってきました。あったかダウンMA1。オーセンティックなHouse_Communeのネイビーのワンピースと一緒に♡