先週から秋の新製品の発表会ラッシュでバタバタしております。まぁ、いつも落ち着きはないのですが、この時期はそれに輪をかけてあっちへ行ったり、こっちへ行ったり……笑。

iPhoneの万歩計が15000歩を超えていると、「今日も頑張った!」と自分で自分を褒めています。

 

先日、ちょっと楽しみにしていた展示会がありました。それはオーガニックコットンでつくったサニタリー(生理用品)を見に行くことでした。
すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、「sisiFILLE(シシフィーユ)」というオーガニックコットンプロダクトブランドで、生理用ナプキンやおりもの専用シートを取り揃っています。

 

月に一度のことだけど、快適に過ごしたいというのは誰もが思うこと。今では機能性の高い生理用品がたくさん出ていますが……それでも「もっと快適に過ごせるものはないの?」と探し求めてしまうんですよね。

最近ではからだの負担を考慮して、布ナプキンも見直されているとか(私はまだ体験したことがありませんが、使い心地はかなり良いみたいですね)。

 

「デリケートゾーンに使うものだから、安心して使っていただきたい」とシシフィーユの企画・PRの本田久美子さん。ご主人の仕事の都合でサンフランシスコへ。そのときに100%のオーガニックコットンに出会ったそうです。その出会いが彼女の人生を変えることになったと言います。

 

シンフィーユのナプキンは、ほどよい弾力があることでも有名なタンザニア産のオーガニックコットンを使用しています。さらに吸収性ポリマーの代わりに木材パルプを使用し、吸収性も高めているとか。なるほどね、これならフィット感も良さそう。「生理用品でかぶれてしまったり、ムレやにおいが気にならなくなったという声をいただいているんですよ」と本田さん。

おりもので悩んでいる方には専用シートを。薄くてコンパクト。これなら使い続けたいかも。
それにこのデザイン。生理用品とは思えないくらいおしゃれですよね。こういうの欲しかったんです、私。

「会社設立20周年の記念に“今を生きる女性のためになるもの”をつくりたいと思い、ブランドを立ち上げました」と本田さん。原料や安全性にもこだわってつくったから、もちろん大量生産はムリだし、そうすると価格が高くなってしまう……でも、必要としてくれる女性がいるんじゃないか、と。

この気持ち、嬉しいですね。

ちゃんと私たちのことを考えてつくってくれたんだな〜、って。女性が女性のためにつくった商品。
自分のからだをケアすることの大切さを今さらながら痛感しています。ムリをしない、心地よく暮らすことにこだわっても良い年齢ですしね(笑)。

何を選ぶかは、自分でしっかり決めたい。そこで、納得できるモノと出会いたいですよね。

 

友人にこの話をしたら、「娘にプレゼントしようかな」と言っていました。そろそろ初潮を迎えるころだと言います。「ちょっと高いけど、素敵な女性になってほしいもの。ママからのプレゼント」。あぁ、そうか。こういう優しい気持ちもあるんだなと、彼女をますます好きになりました。

女性だからできること、思いやれることがあることに、ほっこりとあたたかくなりました。