みなさん、こんにちは。ライターの石橋里奈です。見た目も仕上がりも“フォトジェニック”なコスメをピックアップしてお届けしていくこの連載。今回は、この夏マストで買い足したいブルーのアイライナーの後編。ペンシル&ジェルの秀作をピックアップしたいと思います。

やっぱりブルーに抵抗がある人も
ペンシル&ジェルならトライしやすい

ブルーのアイライナーをいつものメイクにプラスオンするだけで瞳の印象が洗練されるという事実を頭では理解したものの、「やっぱり思い切る勇気がない……」と心の中がもやもやしているあなたにオススメしたいのがペンシルタイプ、もしくは、ジェルタイプ。リキッドよりいい意味で曖昧に発色してくれるか、あくまでさりげなく、それでいて、確実にまぶたに“効かせる”ことができるんです。

A SHISEIDO インストローク アイライナー BL603
B 同 アイライナー ブラシ 各¥3500/資生堂インターナショナル(7/1発売) 透明感のあるコバルトブルーのジェルアイライナー。その名の通りインクみたいに上質な発色。中央のVの部分で分量を調整できるパッケージもユニーク。
C ランコム ルスティロ ウォータープルーフ 07 ¥2700(限定発売中)  メタリックなターコイズブルーのペンシルアイライナー。アイライナーとしてはもちろん、付属のチップや指でぼかせばシャドウとしても使えるスグレモノ。
D エスプリーク ジェルペンシルアイライナー BK002 ¥1600(編集部調べ)/コーセー (6/16限定発売)  限りなくブラックに近いネイビーは「ブルーはちょっとハードルが高い」と気後れしてしまうあなたにレコメンド。繊細に引けて、見たままくっきりと発色。
A・SHISEIDO 付属のブラシでも十分きれいに描けるけど、別売りの先端先細ブラシがとにかく優秀。筆にコシがあって、なめらかで、寝かせてもピンポイントでもスムースで“痒いところに手が届く”っていう表現がピッタリ。投資する価値、あると思いますよ!(ちなみにこれは別売りブラシで引きました)
C・ランコム 芯がなめらかで昔懐かしいクーピーみたいにスルスル描ける。とにかく華やかだから、おめかしして出かける日やバカンスに備えて持っておくべし。
D・エスプリーク スーッと伸びやかに引ける上に、ワンストロークでこの発色。繊細でまつ毛の生え際を埋めるのもスイスイ。黒ライナーと似た感覚で使えるから日常的に大活躍。


仕上げに綿棒でぼかせば
ナチュラルに使いこなせる

質感は違えど、やっぱりアクセサリー感覚で目尻に取り入れるのがテッパン。黒目の外側くらいから目のキワに引き始めて、目尻から外側へまっすぐ5mmくらいはみ出してみてください。それでも「インパクト、すごい」と感じたら、仕上げに引いたラインの上を綿棒でポンポンとタッチしてぼかしてみてください。よりナチュラルに仕上がりますから。ちなみに、ブルーはさりげなく入れても存在感はバッチリ。合わせるチークとリップの色味を控えめにしてあげると顔全体のバランスが整ってよりフォトジェニックになれますよ。
 

お問い合わせ先/
資生堂インターナショナル tel. 0120-81-4710
ランコム tel. 03-6911-8151
コーセー tel. 0120-526-311

撮影/飯田エリカ