こんにちは、ビューティエディターの長田和歌子です。
今日のお題は“まつげ”!! 皆さん、ミモレ世代になって、まつげの存在感の薄さが気になっていたりしませんか?
私のもともとのまつげは、日本人らしく(!)、長さもなく、密度もない、超平均的とでもいいましょうか……。10代後半から20代はボリュームたっぷりのマスカラを塗って、バサバサにして気分を上げておりましたが、このボリュームたっぷりには難点がありまして、まつげが下がってくるのです…。コシもないまつげだからなのですが、このボリュームを維持しようとして、ホットビューラーを欠かさず持ち歩いていました。
そんな時代を経て、30代はもう少し自然でエレガントなまつげへとシフト。長さとセパレートに命をかけておりました。でも、アラフォーに近づくにつれ、何か物足りない…と思うようになりまして…。かつてアナスイのボリュームマスカラを愛用していた時代が懐かしくなってきたのです! なんでかな? とよくよくまつげを観察してみると、まつげの本数が減っているではありませんか!!! たまに、まつげに隙間もできたりして、不揃いになることもしばしば。老化の影がじわりと寄ってきていることに気づいた瞬間でした。
そこで、まつげの育毛剤を使うようになりました。もちろん効果はちゃんと出てきて、まつげに隙間もできなくなりましたし、長さも長くなったと思います。
でも!!! 塗り忘れてしまうことが多いのです(涙)。まつげのサイクルは意外と短く、早い人で30日、遅い人でも100日くらいなのだそう。そのため、効果が実はわかりやすいのです。そのせいか、まつげが長く伸びてくると満足感が満たされ、塗り忘れるという失態を繰り返しやすくなってしまったのです。すると、時間の経過とともに、またまつげに隙間ができる→ちゃんと塗る→まつげが伸びる→忘れる、というサイクルを歩むように。
と、前置きが長くなってしまいましたが、そこで考えたのが育毛効果のあるマスカラを使うこと! 毎朝塗るマスカラを塗りさえすれば、まつげの育毛もできるとなれば、忘れることもありません!!
「コレは効いた!」と実感できた3本をメイクや気分に合わせて使い分けているので、ご紹介していきましょう。
モテマスカラ ONE リフトアップ
モテマスカラの最高峰モデルで、フローフシ独自のまつげ育毛成分〝エンドミネラル〟を300%配合しているこの商品。朝むくんでいたり、夕方重たくなってきたまぶたがピン! と上がる超優れものです!
ブラシが細くて小回りが利き、とても塗りやすいのも特長です。繊細につけられるので、エレガントなメイクのときやナチュラルメイクのときに活躍します。私の中の定番的マスカラです。つけるとこんな感じです。
ヘレナ ルビンスタイン ラッシュ クイーン ワンダーブラック
ヘレナらしく、ボリュームを叶えながら、育毛効果も発揮するマスカラです。ボリュームを出したいとき、メイクを楽しみたいときは、こちらのマスカラに手が伸びることが多いです。やっぱり存在感のあるまつげに仕上がるのはヘレナが心強い味方になります!
写真で比べると、差が歴然かと思います。
アヴァンセ ラッシュセラムインマスカラ
キレイなセパレートロングのまつげになれるマスカラです。少し目元にインパクトを出したいとき、グレーやネイビーなどのアイシャドウに合わせてクールな印象に見せたいときに出番が多いのがこちら。
ブラシがダブルコームになっていて、短い側の面(写真だと下側)でまつげ全体にマスカラを塗り、長い側のコーム(写真だと上側)でセパレートさせるイメージです。この短い面がとても塗りやすくってたっぷりつけられます。ロングセパレートタイプですが、まつげ1本1本が太くなる気もします。
塗るとこんな感じの仕上がりに。
グーンとまつげが伸びているのがおわかりいただけますでしょうか? どちらかというと繊細な感じの仕上がりですが、まつげが長くなることで、見た目の印象がパッとします。
さらに、速報です!!
ヘレナ ルビンスタインから、CCマスカラという新製品が8月1日に誕生します! 下の写真です。こちらは、「ラッシュ CC ブラック(¥4500/8月1日発売)」で、3種類のトリートメントオイルが配合され、育毛効果はもちろん、ケア効果に特化したマスカラ。とはいえ、ヘレナのメイク効果もきちんとあり、羽のように軽くて、ロングラッシュなまつげが完成します。ご紹介した前の3本に比べると、いちばん軽やかでスッとしたナチュラル感があります。また、ブラシがいい!! 極細毛が密集していて、しかも柔らかいのです! まつげ1本1本に行き渡りやすく、本当に塗りやすい! また新たな名品が誕生する予感がします(笑)。
マスカラはまつげとの相性もあるので、ぜひ色々試してみてくださいね!
そして、育毛効果だけでなく、もうひとつ大切なポイントがあります!! それは、どれもお湯で落とせるということ。まつげの育毛を考える際に、育毛効果のあるケア成分も大事なのですが、やっぱり落とすことでの負担をまず減らすことのほうが大切です。なので、ミモレ世代からのマスカラ選びは、お湯で落とせる、負担の少ないタイプがオススメ! もちろん、絶対に今日は泣いちゃう…というような日や、絶対に落ちないマスカラでないと困るという日は別ですよ。
大人になると、まつげの存在感がとっても貴重になってきます。ケアしながら、マスカラが塗れるという一石二鳥アイテムの威力をぜひ味わってみてください! きっと時短になってやみつきになるはずです(笑)。
ビューティエディター 長田和歌子
アトピーがあってスキンケアに興味を抱くようになり、仕事として美容ジャンルを選択した過去を持つ。オーガニックコスメ、敏感肌用コスメにはうるさい。主宰する「B/B.CAFÉ」にてスキンケアLESSONなども行っている。