こんにちは! ビューティライターの中川知春です。
突然ですが、アラフォーになると髪質って変わってくると思いませんか? 私自身、昔からくせ毛で剛毛、しかも量も多く、髪に関する悩みは尽きなかったのですが、44歳になった今、さらに髪がイケてない事態に……。特に最近は、うねりが悪化し、乾燥してパッサパサ。しかも今年の夏は雨が多かったじゃないですか。なので日中は髪が湿気を含んでふくらみ、大変なことになっておりました……。ヘアスタイルが納得出来る仕上がりになったことなど、1日もなかったほど(涙)。自分ではけっこう髪には気を使っている方だと思っていたのに、いったいどうしてこうなった⁉ その疑問を解消すべく、イケメン美容師として人気の神田恭佑さんにお話を伺いました。
教えてくれたのは……
まず、神田さんによると夏が終わったこの時期は髪が特に傷んでいる時期なのだとか。「夏の強烈な日差しは肌だけでなく頭皮も髪にもダメージを与えてしまいます。しかも暑くてドライヤーを使わずついつい自然乾燥に……、なんて人はさらにキューティクルが開き、パサパサ髪になってしまっているのでは?つまりまず、パサパサ髪回避のために徹底すべきことは、シャンプー後は時間をおかずに素早く乾かすということ。可能ならばお風呂から上がってスキンケアをさっと済ませて5分以内には乾かし始めて欲しいですね。風量のパワフルなドライヤーを使い、スピーディに乾かしましょう。タオルドライをしっかりしておくとより早く乾きます。また、頭皮や髪を濡れたまま放置しないことは、まだまだ暑いこの時期の頭皮や髪の匂い対策にも効果的ですよ。
ドライヤー
また、ヘアケアアイテムも厳選して選びたい。
「洗浄力が強すぎるシャンプーは髪に必要な油分まで奪ってしまうので、ぱさつきの大きな原因となります。とは言え、汚れをちゃんと落とせなくてもそれはそれでトラブルの原因になってしまいます。“ちょうどいい”洗浄力でかつ頭皮や髪に優しい処方のアイテムを選ぶことが大切なのです。また、パサついた髪にうるおいを与えるヘアオイルは、オーガニックのものがおすすめ。オイルを髪に塗布する際に頭皮についてしまうことが多いため、刺激にならない成分にこだわって選ぶべきなのです」(神田さん)
ヘアケアアイテム
今回紹介したアイテム、すべて私も試してみましたが、とっても優秀!
神田さんのアドバイス通り、お風呂上りは間髪入れずに髪を乾かしたことも功を奏して、水分も油分も足りない悲惨な状態から見事に復活。特にヘアオイルはちょっぴり濃厚なテクスチャーで私の髪のパサついた部分にするっと浸透してくれたし、濡れた髪にちょっぴり多めになじませてから髪を乾かし、さらにアイロンで巻くと1日中ツヤツヤ感がキープできていい感じでしたよ。
ちなみに洗髪後すぐ乾かすことで、まだまだ暑いこの季節の頭皮の匂い対策にも効果的でした。
美容ライター 中川知春
「いい」「効く」と聞いたら試さずにいられない、自他共に認めるスーパーミーハー。小学生&中学生、二人の息子を持つ母。好きな言葉は「中川さん、痩せた?」
ヘッドスパリスト 神田 恭佑さん
中目黒のプライベートヘアサロン「HEAD PURE」(tel.03-5724-3074)オーナー。ヘッドスパの講師でもある彼のテクニックはピカイチで、「髪がキレイになるだけでなく、小顔にもなれる」と大人気。しかもイケメン。「天は二物を与えず」の真逆のような人。ウチの息子(中2&小4)もこんな風に育って欲しい。