こんにちは。ビューティエディターの長田和歌子です。朝晩はだいぶ涼しく? 寒く? なってきましたね! いよいよ衣替えシーズンに突入でしょうか。これからの乾燥と共生していかなくてはならない寒い季節、お洋服だけでなく、ファンデーションなどもぜひ衣替えを! というわけで、この秋冬をともに生き延びるための、新作ファンデーションを今日はお届けします!!
1 顔の立体感が増す、驚異の艶パウダー!
ファンデーションをご紹介すると言っておきながら、トップバッターはこちらのフェイスパウダーです。今シーズン、いちばんのお気に入りなのです♡ どこがそんなにいいのかというと、〝オイルリッチ〟と商品名についているくらいなので、肌にシトッとやわらかくフィットし、とにかく粉感がないのです! でも、微細なパールが入っていたため、最初、手の甲にのせたときは、「大人の肌には派手すぎやしないか」と心配になったのですが、顔に乗せてみると…! それはそれは艶やかな仕上がりに。しかも、ハイライトを入れているわけではないのに、立体的に見えるのです! 頰骨の高いところや額などがパール感によってハイライト代わりになり、自然な立体感がテクなしに出せる仕組みに。ぜひこのピトッと吸い付くように肌につく感触をぜひ皆さんにも体感していただきたい逸品です。
2 皮脂までも味方につけ、アラフォー肌をキレイに魅せる逸品
今シーズンのファンデーションは、どれも優秀で甲乙つけがたいくらいです。ただ、その中でも群を抜いてよかったのが、イプサのファンデーション&ブラシ! 固めのテクスチャーのファンデーションをブラシにとり、トントンと置くようにのせていくのが特徴。カバー力がけっこうあるのに、素肌っぽく艶やかで透明感のある仕上がりが実現! しかも小ジワや毛穴に入り込まないのです!! これってアラフォー肌にはとっても重要なことで、塗った直後だけでなく、時間が経っても毛穴落ちしないし、よれてこないのです。さらに! 皮脂が出てくると、その皮脂に反応して配合されているゴールドパールが輝き、光に変えてくれるのです♡ なので、時間が経過するほどに潤いあふれた肌でいられるというファンデーション。こちらは、パウダーを重ねず、単体で仕上げたほうが断然キレイでした!
3 透明感と潤い持続力が絶品!
クッションファンデが完全に出そろった感のある今シーズン。アルマーニから出た、このクッションファンデの優秀なことと言ったら♡ 高保湿を叶えるウォーターインオイル処方になっているので、18時間も潤いをキープしてくれるのだとか! パフで置くようにのせていき、フェイスラインを境目が見えなくなるようになじませていくという、テクなしの塗り方ながら、みずみずしい艶感のある自然な肌が即座に完成し、しかも乾くことなく、肌のうるみ感が1日中続いたのです! 自然な仕上がりでどんなコーディネイトにも合いやすいと思います。
4 たるみが引き上がるようなキュッと感の虜に♡
オイルリッチな感触のバームというか、エマルジョンタイプなのですが、肌にのせるとピタッと密着してパウダー状に変化するという、面白い感触のファンデーションです。このパウダー状に変化する際に、顔がキュッと引き締まるような密着感がけっこうやみつきになります(笑)。なんだかシェイプされたような、小顔になったような、そんな錯覚があるから! パウダー状に変化するといっても、品格のある上質な艶感は残るし、かといって重くはなく、パウダーの軽やかさみたいなものも共存していて、とてもバランスがよい感じがします。パフでもつけられますが、薄づきにするなら、断然ブラシがオススメ! ブラシの密度感がいい仕事をします。薄く伸びて、でもちゃんとフィットさせてくれるのです。欲を言えば、柄がもうちょっと長めなほうが持ちやすいかなという気もしますが、安定感はあります。一度、手にとって持ってみてくださいね!
5 ラグジュアリーな肌に今日からなれる!
超ラグジュアリーなファンデーションとして、すでに話題沸騰中のクレ・ド・ポー ボーテのファンデーション。みずみずしいクリームがとろけるように肌に広がって、光沢感のある美しい肌に仕上げてくれるコチラ。間違いがありません!(笑) ハリ感が出てパンとした印象になるので、素肌がランクアップしたように見え、気分が上がります! クレ・ド・ポーですから、美容成分もたっぷり。メイクを落とした後の肌が調子いいのもうれしいポイントです。
6 素肌を素肌以上に自然に見せてくれる名品
この秋、ベースメイク品を一新したアディクション。もともとナチュラルで今っぽい肌感をつくり出すことに長けていた製品群が、さらに進化! ファンデーションは5タイプ出たのですが、なかでもイチオシなのがコチラ! 素肌本来の質感を追求したという究極のベーシックなファンデーションです。乳液のようなやわらかく、みずみずしい質感で、極上の透明感が纏える秀逸品! 素肌がキレイに見え、塗った感は限りなくゼロ!! 肌が深呼吸できる、そんな仕上がり感です。週末はもちろん、平日の息を抜きたいときなどに重宝しますよ!
7 かしこまった席にお呼ばれの日はコレがベスト!
今までご紹介した中では、もっともカバー力の高いファンデーションになります。質感も艶ではなく、フォギーなセミマット。肌悩みなど何もなかったかのように帳消しにし、上品なよそいきの肌に仕上げてくれる感じです。コートなどの重衣料を着るような時季になると、このくらいのセミマットなしっかりとした肌感のほうがしっくりくると思います。ダウンのような軽やかな素材なら艶肌でも合いますが、正統派なウールのコートやムートンなどにはやはりセミマットなほうが似合いますから! それ以外にも、卒業式や入学式などの正装が求められる場所でも重宝すると思います。
今シーズンのファンデーションは、全体的には艶肌仕上がりのものが多めですが、世の中の流行的にはマット傾向に回帰しているようです(太眉から細眉にも移行してますしね! 時代は巡ります)。ただmi-mollet世代が必要以上にマット肌になってしまうと、肌の粗がより目立ったり、イキイキとした生命感がなくなってしまうので、適度な艶感は保ったほうがよいと思います! 冬の乾燥に負けず、艶やかで元気な肌を一緒に目指しましょうね。
ビューティエディター 長田和歌子
アトピーがあってスキンケアに興味を抱くようになり、仕事として美容ジャンルを選択した過去を持つ。オーガニックコスメ、敏感肌用コスメにはうるさい。主宰する「B/B.CAFÉ」にてスキンケアLESSONなども行っている。