イブニングドレスもパステルカラーのロマンチックデザイン
英国大使館で開催された晩餐会には、ウェディングドレスを思い起こさせる、フェアリーテールなドレスをお召しになったダイアナ妃。
素材こそ光沢のあるサテンですが、色はやはりここでも抑えめに。パステルカラーのブルーと妃の瞳の色がリンクして、上品な華やかさが漂います。
大きく膨らませたパフショルダーや、タイトなウエストから広がるボリュームあるスカートと、まさにおとぎの国から登場したリアル・プリンセスといったドレススタイルですね。
宮中晩餐会での注目ドレスは、日本人デザイナーを採用
来日中のハイライト、宮中晩餐会のために、ダイアナ妃が選ばれたのは、当時英国クチュール界で話題となっていた、日本人デザイナー鳥丸軍雪氏デザインのドレスでした。
鮮やかなロイヤルブルーに、デザイナーが得意とするドレープやプリーツが見事に生かされた美しいドレスと、ダイアナ妃ならではのヘッドバンド型のジュエリーがマッチし、個性的かつ日英両国の友好を意識されたファッションでした。
さすが時代を代表するファッションアイコンだったダイアナ元妃。今見ても圧巻の華と着こなしですよね。
実際の訪問がお正月ではありませんが、いつでも他国から王室の方々が来日されるたび、改めて我が国の唯一無二の素晴らしい文化を思い出させて頂くことができます。
他国を軸にではありますが、今年もロイヤルファミリーの皆様を追い、学ばせて頂く所存です。本年も宜しくお願い致します。
前回記事「【キャサリン妃】2020コートの着回しベスト3ランキング!英国ロイヤル研究家が感動」はこちら>>
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