2018.2.23

『ガラスの四十代』 by大森葉子

私、先週、44歳になりました。正直、43歳までの私はいわゆるアラフォー気分……気分だけは30代後半だったといいましょうか(苦笑)。で、いよいよ正真正銘の40代に突入したな、と身が引き締まる思いに(遅い!)。そんな気持ちになったせいもあり、また、私の愛したアイテムたちをしっかり受け止めてくれそうな知人が出現したこともあり、先週末に断捨離を決行しました。

「さよなら」は間違える可能性があるだなんて思ったら、断捨離なんてとてもできない! 元来、購入した服はとことん着たおしたい派なので断腸の思いではありましたが、私よりきっと大切に思ってくれるだろう人の元へ送り出すこと、それもまた愛、ということで……


今回は「断捨離の効能」のお話

断捨離中にずっと見つめ合い、「やっぱりあなたのことは私が愛しぬいてあげるから」とそっとクローゼットに戻した巻きスカート。この日は、このスカートを主役に。スッキリとシンプルにまとめた潔いファッションも大好きなのですが、こんなふうに、なんだかもったり重たいシルエットのコーディネイトも好きです。アウターの白で全体には軽やかに見えるかな、とも!?
タイツに合わせて単体でももちろん着用していましたが、購入した当初はいろいろなレイヤードを楽しんでいたな、ということを思い出し、デニムとレイヤードしてみました。パンツだけでなく、ペチコートのようなスカートにも重ねていたっけな――これが正解かどうかなんてよくわかりませんが、ファッションを思いっきり自由に楽しんでいた頃の自分を思い出しました。


知人に嫁がせるためお別れした服。やっぱり手元に残しておきたいと思った服。その差はいったい何だったのでしょう? それは、こんまりさん言うところの“ときめき”だったのかもしれませんし、「ここで手放したら二度と同じようなものには出合えないかもしれない」という執着心のようなものだったのかもしれません。

ともあれ、この日のスカートのように、当時の関係性がフラッシュバックし、焼けぼっくいに火がつくこともあるようで。

そんなことを思いながら少しだけ隙間が現れたクローゼットを見つめ、残された服たちを見つめてしまうのでした。



CREDIT:
コート/海外で購入 この日と同じ
ニット/アレキサンダーワン
スカート/コム・デ・ギャルソン この日と同じ
デニム/リーバイス この日と同じ
バッグ/セリーヌ この日と同じ
靴/プラダ この日と同じ

大森葉子

主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。

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