2015.6.16

イチハラヒロコ作品で「言葉の力」を再確認

毎シーズンのルミネの広告、を楽しみしている編集部 大森です。この広告に関しては、ヴィジュアルの力もさることながら、その何倍も、キャッチコピーのヴィヴィッドさにうなされるからです。それはもう、もし私が今10代や20代前半だったら、店頭ポスターの前から一歩も動けなかったかもしれない(笑)、くらいの。

というわけで、週末には、そのコピーを生み出されている尾形 真理子さんの小説を読んでみました。さまざまな恋心が綴られた短編集です。ちなみに、タイトル『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』もルミネのコピーとして使われたもの。

ある特定の世代の女子の心にビシバシささるであろう言葉の強さに、毎回、感心させられてしまうのです。

2013年春 努力を無駄にするな。感情を無駄にするな。思い出を無駄にするな。

出典:magazine.lumine.ne.jp 

2013年夏 自分を根っこから否定しない。自分をまるごと肯定しない。

出典:magazine.lumine.ne.jp
 

2013年冬 自分を好きな自分が嫌い。自分を嫌うのはもっと嫌い。

出典:magazine.lumine.ne.jp

2014年秋 運命を狂わすほどの恋を、女は忘れられる。

出典:magazine.lumine.ne.jp

そして、ルミネの広告ターゲットより少し年代を上げた世代に。夢見る少女じゃいられなくなった世代に。現実のほろ苦さを受け止め始めた世代にアピールするであろう、イチハラヒロコさんの作品を皆さんはご存知でしょうか?