バンコク通のお仲間とランチとマッサージ、ディナーを満喫した後、別れ際に「バンコク№1のパワスポなの。時間があったら行ってみて!」と教わったのがエラワン・プームでした。場所はサイアム・スクエア周辺。ホテル建設中に事故が多発したため建てられた祠(ほこら)で、ヒンドゥー教のブラフマー神が奉られています。“願いを叶えてくれる”場所が多いバンコクでも、ココは最強と内外に人気。特に具体的で現実的な願いほど叶うらしく、億万長者になったとか玉の輿にのったとか、エピソードもいろいろあるそうです。

せっかくなので、ご挨拶に行ってきました!

チットロム駅からすぐの場所で、すごい人だかり&お線香の匂いなのですぐわかります。お参りの作法をネットで検索し、花輪と線香、ろうそくを購入。正面から、時計回りに4面、願いを祈ります。あるブログに「いろんな願いが頭に浮かんだけれど、最後には本当に望む願いに絞られ、クリアになった」と書かれていました。確かにそうかも! と思いながらも、ひと混みはすごいし、炎天下で暑いし、ろうそくと線香でヤケドしそうだしで、雑念だらけに。1面ずつお祈りする度に、次から次へと新たな願いが浮かび、おのれの欲深さにあきれてしまうほど。またしても世界平和でも、日本の繁栄でもなく、自分の幸せを強く願ってしまいました。ごめんなさい。

  • 煌びやかな神様です。線香とろうそくを掲げ、祈り、花輪と線香とろうそくをそれぞれの面にお供えします。
  • Mを4セット頼んだら、両手がいっぱいいっぱいになってしまいました。Lセットはお盆にのせてくれるみたい。
  • 奥に楽団とタイ舞踊の女性が待機。願いごとが叶ったら、お礼に踊りと音楽を奉納するそう。ひっきりなしにお礼の舞が奉納されていました。


さて、この日は仏誕祭につき、噂の「禁酒日」でした。

国王の誕生日、選挙前日・当日もそうらしいのですが、酒類の販売、提供が全面的に禁止で、商売にならない業種の店は休業しちゃうのだとか。いざNGとなると、たいして飲めないくせに飲みたくなるのは人情。何回か聞いてみたけれど、本当にアルコールは一切NGでした。夜はエルブジ風インド料理レストラン「ガガン」を予約していたけれどキャンセル。24時間営業の花市場、パーククロン・フラワーマーケットに行ってみることに。チャイナタウンの近くなので、中華を食べて、そのまま足を伸ばしても良さそうです。夜10時すぎが仕入れの業者でにぎわうそう。築地場内のフラワー版といった感じでしょうか? お供え用の花輪や蓮の花の加工の早業は、眺めているだけでも面白かった。ちょっとした屋台も出ていて、カットフルーツやスナックをつまみながら一周して、ノンアルコールで良い子のまま、ホテルに戻りました。 

  • パーククロン・フラワーマーケット。ランやバラなどの高価な花材がとにかく安く、部屋に持って帰ってバラ風呂とかしたくなるほどです。
  • 暑いのにダレずに生き生きとしている切花に、南国の生命力を感じました。蓮の花は、端をくるくる丸めて加工するみたい。
  • お供えの花輪用にカットされたつぼみもたくさん売っていました。

これにて寄り道終了!
次回はバンコクでのコンサートです♥