ロシアの大人気アニメーション『マーシャとくま』を、ご存知でしょうか?
YouTubeで全世界での再生回数420億回を記録した『マーシャとくま』シリーズ。中でも第17話「だいしっぱい」は、YouTubeで再生回数33億回を記録し、「最も視聴されたアニメ映像」としてギネス記録されました。
そのアニメが、日本でも2021年4月12日(月)から放送され、絵本になります!

 

ロシアの短編アニメーション『マーシャとくま』は、いたずらっ子な「マーシャ」にしっかり者の「くま」が振りまわされるドタバタ劇。マーシャのいたずらに頭を悩ませたくまが、あの手この手でマーシャをかわそうとする様子が笑いを誘います。
2009年にロシアで公開が始まった1話6分間の本作は、国民的人気を獲得。現在では36もの言語に翻訳、120ヵ国以上で放送され、世界中の子どもたちに笑いを届けています。

 


『マーシャとくま』は、こんなにすごい!


『マーシャとくま』は、2015年には、米国の「キッズ・スクリーン賞」(Kidscreen Awards)を受賞。2018年、視聴回数33億回を突破しギネス記録を獲得。
さらに2020年、世界4大アニメーション映画祭のひとつである広島国際アニメーションフェスティバルでも、近年制作された世界の優秀・話題作品を選出・上映される「Best of the World」に選ばれました。

 


世界的ムーブメントを見逃すな!


そんな『マーシャとくま』ですが、これだけの要素を秘めておきながら、日本国内ではまだ発掘されていない「知る人ぞ知る」アニメーションなのです。

 

アニメ放送開始を機に、『マーシャとくま』の魅力がつまった『アニメ絵本 マーシャとくま』(2021年3月16日刊)も刊行されますが、このキャラクターが世界中の子どもたちに支持されている理由はいったい、どこにあるのでしょうか。

本書では、人気ストーリー「せんたくは たいへん」とたくさんの食べ物が出てきて楽しい「ジャムの日」の2話が収録されています。

小さな女の子に、大きなくまがふりまわされている様子に癒され、繰り返しも楽しいので、子どもたちは何度でも読みたくなること間違いなし。

アニメーションの中の鮮やかな世界が切りとられ、美しいビジュアルでお見せする本書は、読み聞かせにもぴったり。
さらに、絵本に掲載された二次元コードからYouTubeにアクセスできるので、読みおわったあとにアニメーションを動画で楽しめます。

 


収録作品あらすじ


『せんたくはたいへん』
きょうはよく晴れた、せんたくびより! くまがせんたくものをとりこんでいたその時、マーシャがくまの家に飛びこんできました!

 



『ジャムの日』
きょうはおいしいジャムをつくる日です。くまはかごいっぱいにくだものを集めます。ところがそこに、マーシャがやってきて……。

 


日本でのアニメ放送も開始!


じわじわと高まる『マーシャとくま』の人気を受けて、『マーシャとくま』アニメーションが日本でも放送されることになりました。
4月12日(月)から、毎週月曜~金曜の午前8時45分~55分まで、キッズステーションにて、シリーズ1~3まで、計78話を一挙に公開。
マーシャの声は、『スタートゥインクル プリキュア』のマスコット的キャラクター、フワちゃん役でもおなじみ、声優の木野日菜さんが務めます。

一度ハマるとぬけだせない、魅力的な『マーシャとくま』の世界観を、映像でも本でも楽しんでくださいね!
 

 

『アニメ絵本 マーシャとくま』

ロシアで大人気のキャラクター「マーシャとくま」。22か国で放送されている大人気アニメがついに来日! 全話の総再生回数が420億回超! 「最も視聴されたアニメ映像」としてギネス世界記録に認定されたモンスター級のメガヒットアニメが、キャラクターたちの動きをそのまま伝える、楽しい絵本になりました。
マーシャにふりまわされるくまのゆかいな毎日へ、ようこそ!


文/児童図書編集チーム S