40代からパリ生活を始めた無類の食いしん坊・井筒麻三子が、「のんびりゴロゴロしてても、美味しいものが食べたい〜」と考え出したレシピから始まった、お料理連載。ゆる〜っと簡単なのに、小洒落た美味しいものが作れるから、お料理が苦手な方、「今日の献立を考えるのが面倒」という時にこそ、ぜひ作って欲しいお料理が揃っています。

 
 


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先日まで、夏休みとしてブルゴーニュの小さな村に滞在していたのですが、そこでほぼ毎日お世話になったのが、友人おすすめのお肉屋さん。家族経営の小さなお店だったのですが、常に行列ができるほど人気で、何を購入しても美味しい。その中でも、特に気に入って何度もリピート買いしたのがパプリカ マリネされたチキンでした。あの美味しさを我が家でも! と思い、あれこれ試してできたのがこちらのレシピです。

スモークパプリカ パウダーはあまり馴染みがないかもしれませんが、1つあるとおうちのお肉類が瞬く間に炭火焼き風味になるという、魔法みたいなスパイスです。スモーク感が香ばしさを作ってくれるので、煮込み料理や炒め物にも使えます。私はすっかりハマって、あれこれ使いまくっています。

マリネ液を作って鶏肉を漬け込み、焼くだけという本当に簡単すぎるレシピなのですが、オーブンで焼く際、お肉は網の上、そしてその下に滴り落ちる水分などを受け止める天板(私は天板の上にさらにバットをのせて、より洗い物が楽になるようにしています)を加えるのがおすすめ。水分と脂分が程よく抜け落ちるので、ジューシィかつパリッと焼き上がります。
 

香ばしさがたまらない! パプリカ マリネ チキン


 材料(2人分)

・鶏もも肉 500g

<マリネ液>
・ヨーグルト 125g
・オリーブオイル 大さじ1
・スモークパプリカ パウダー 大さじ1
・すりおろし にんにく 大さじ1/2
・塩 小さじ1 1/2
・砂糖 小さじ1
・クミンパウダー 小さじ1/2

 作り方  

1 保存容器に、マリネ液の材料を全て入れて混ぜ合わせる。

 

2 1に鶏もも肉を漬け込み、冷蔵庫で一晩寝かせる。

3 2を網の上にのせ、220度のオーブンで25分焼く。中まで火が通ったら、オーブンを230度に上げ、2分ほど焼いて焦げ目をつける。

 



「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエスト、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。


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