【五徳】 コゲつき落としは温度に時間、プラス洗剤がポイント

 

コンロの五徳ですが、アブラや煮物の吹きこぼれが落ちて、放置しておくとガビガビにコゲついてしまうことも。この汚れはただこすっても簡単には落ちないでしょう。

五徳は毎日、火であぶられアブラハネで攻められている、まさに歴戦の勇士。ですから汚れも手ごわいのです。手間をかけずに落とすには、熱を加え時間を置くことをおすすめします。

できるだけ熱い湯をバケツに用意します。ここに「キッチンマジックリン」などアルカリ性の洗剤、そして食器用洗剤を加えます。これで洗浄液が完成です。この中に五徳を浸け込んで放置。汚れがひどければ、朝から晩まで10時間ほど、浸けておくといいでしょう。

 

そんなに時間が取れないときでも、できる限り長時間、浸け込んでください。洗浄液から五徳を取り出して汚れが残っていたら、その部分をこすって落とします。浸ける時間をかければかけるほど、こする手間が省けます。一度で汚れが取れなければ、また洗浄液を作って浸けておきます。これを繰り返していると、がんこな汚れが次第に落ちていきます。

 


●きよきよさんの掃除術を拝見!

 

①バケツにできるだけ熱い湯を用意して、アルカリ性洗剤を規定の分量入れて、中性洗剤を数滴加え、洗浄液を作る。

 

②洗浄液に五徳を浸けると洗浄液が黒くにごってくる。このまま数時間(できれば1時間以上)放置する。

 

③洗浄液から五徳を取り出す。汚れが落ちていない箇所はブラシでこすって落とす。

 

④ベッタリとアブラやコゲつきで汚れていたのが、洗浄液に浸け込んだだけで汚れがするりと落ちた!

【ワンポイント】 時間によって洗剤の濃さを調整


浸けおき時間を短くしたければ洗剤を多めに加え、濃い洗浄液を作るよ。濃い洗浄液を避けたいなら、浸ける時間を長くとります。汚れが落ちなければ一連の作業を後日また行いましょう。