1年間、自然に妊娠しなかったら婦人科へ


なかなか妊娠しづらいと悩んでいる人の中には、そもそも性交渉の回数自体が少ない人がいますが、回数が少ないとその分、可能性は下がります。
排卵前に2、3日に一度、2〜3回性交渉を持つようにすると妊娠の可能性は高まるので、性交渉の回数を増やすこともポイントです。

 

そして1年間、自然な妊娠成立にトライして妊娠しなかった場合は不妊症と言えるので婦人科を受診しましょう。
ただ、35、36歳頃から妊よう性は大きく下がるので、この年齢以上の方の場合は、半年ほどタイミング法を続けても妊娠しなかったら、早めに婦人科で相談をして不妊治療を始めるなど、前倒しするのがおすすめです。

 

女性の体と心について詳しく知りたい方は、高尾先生の新刊『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(予約受付中)もチェックしてみてくださいね。
 

 
編集協力/和田美穂
イラスト/Shutterstock


前回記事「妊娠の可能性は、35、36歳頃から急激に低下することを認識しましょう【産婦人科医・高尾美穂】」>>

 
  • 1
  • 2