“いい印象のもの”と自分を結びつけることで、好感度が上がる!


人は先入観で他の人を見ることが多いものです。それ自体は残念なことではありますが、見方によっては、それを利用することもできます。
“いい印象のもの”と自分を結びつけることで、好感度を上げられることがあるのです。

例えば、「動物好き」「お花好き」と言えば、優しい人というイメージを持たれやすいし、「クラシック音楽が好き」と言えば、上品なイメージを抱かれることが多いでしょう。
そのほかにも、「住んでいる地域」によって、その土地のイメージと結びつける人や、「職業」でどんな人なのかを判断する(決めつける)人もいます。

もちろん印象を良くするために嘘をつく必要はありませんが、できるだけ“いい印象のもの”とのつながりをアピールし、逆に、“良くない印象を抱かれやすいもの”は、敢えて言わないほうがいいこともあるのです。

とはいえ、知り合って3年以上の相手が、単に「カフェ好きになった」と言い出しても、「オシャレになった!」と思う人は少ないでしょう。
実は、人のイメージは、第一印象が重要なのだそうです。“初頭効果”といって、そのときの印象がずっと残ってしまうからです。
だから、初対面のときほど、“いいイメージのあるもの”と自分を結びつけるようなトークをしたほうがいいのです。
(ただし、いくら第一印象が良くても、深く付き合うことになったら、ボロが出ることはあると思いますが……)。

 


イメージが与える影響は大きい!


「イメージ」というフワッとしたものが、実は意外と大きな影響力をもっていて、それ次第で、自分の好感度を上げたり、下げたりしてしまうことがあります。
だから、芸能人はイメージを大切にするのでしょう。一昔前のアイドルは、好きな食べ物の回答ですら、「さくらんぼ」「ショートケーキ」など、可愛いものにして気を使ったくらいですしね。

逆を言えば、世の中には、SNSで人気のないことに悩み、「私には存在価値がない」と思い込んでしまっている人もいます。
でも、そういう人に対しては、「人はそこまで“人の本質”を見ているわけではないから、気にすることはない」と言いたいところはあります。

なかには、「何でもかんでも“いい印象のもの”と自分を結びつければいいんじゃない?」と短絡的に考えてしまう人もいるでしょう。
でも、自分とはかけ離れた「いい印象」ばかり与えてしまうと、後に疲れてしまうものです。演じ続けなくてはいけなくなってしまいますしね。
だから、まずは、“なりたい自分に近づける場所”に頻繁に行くところから始めて、「自分自身を変える」ことを試みたほうが、幸せになれるでしょう。

現実的に、カフェ好きだからといって、誰もが皆、オシャレというわけではありません!(笑)
ただし、カフェ好きということで、勝手に「オシャレな人だ」とイメージされたり、実際にカフェ通いをすることで素敵な人に変わったりすることはあり得るので、その効果を上手に生かしてみてはいかがでしょうか。


前回記事「「うっぷん晴らしの相手はもうイヤ!」機嫌の悪い女友達との付き合い方」はこちら>>