うねりやごわつき、ぺたんこ、カラーリングをしてもすぐに褪色しがちな老け髪。髪が老けた印象になるのは、単に年齢を重ねたからだけではありません。実は、毎日のシャンプーにおいて髪の汚れがきちんと落ちていないため、残留物が蓄積されていることも原因なんです。

シャンプーの泡は美髪作りの基本中の基本! とはいえ、毎日のシャンプーで、きちんと泡立てるのは意外と難しいもの。ヘアサロンのようなモコモコとした弾力のある泡って、自分では作りにくいものですよね。サロンのようなこのモコモコ泡はシャンプーの質の問題ではなく、泡だて方法のちょっとしたテクニックがあるのです。

そこで、自宅でもサロンのような泡をつくる、超簡単な方法を伝授!用意するのはたったひとつだけ。それは100均などに売っているプラスチック製の「ドレッシングボトル」。これだけでサロンのような泡ができちゃうんです。さぁ、ドレッシングボトルを準備してLets’ Start!

 


いつものシャンプーで、髪が若返るもこもこ泡の作り方
1.ボトルに一回分のシャンプーを入れる

 

1回で使用する量(1プッシュ~2プッシュ程度)のシャンプーをボトルの中に入れます。
 

2.お湯を加える

 

シャンプー液をいれたボトルに40~50mmくらいのぬるま湯を注ぎます。


3.しっかりと振って泡をつくる

 

シャンプーと水が混ざった状態がこちら。ボトルをシェイクして泡をつくっていきましょう。
 

4.髪を十分に濡らしながら泡をかけていく

 

シャワーで髪に水分を含ませながら頭皮と髪にかけていきます。このとき、反対の手で髪とシャンプー剤を混ぜるようにマッサージすると、どんどん泡立ちます。
 

モコモコ泡の完成!

 

教えてくれたのはヘアサロン『CALON銀座』の代表・西海洋さん。撮影中、プロの作業を目にしたスタッフが「これ、すぐマネする!」と飛びついた、とっておきの泡立て法です。


担当ライターが自宅でトライしてみた結果は?


普段スタイリング剤を多めにつけているため、シャンプーの泡立ちがすこぶる悪いことにストレスがありました。けれど、この方法なら気持ちいいほどモコモコと泡立つので、ワンシャンですっきりとしたすっぴん髪が感じられるように。簡単なので今では日課になっています。

ポイントとして
① ボトルをシャカシャカ振って、たっぷり泡立てる

(撮影・ライター小澤)

泡立ちが悪い場合はお湯は少なめ、泡はた~っぷり立てた方が使いやすいです。注ぎ口を指で押さえながらボトルをしっかり振ればこの通り! ちなみに、オイル系スタイリング剤を使用した髪の場合は、シャンプーの量は2プッシュぐらいを目安にするとよいです。
 

② 先端をはさみでカットし、穴を大きくする

(撮影・ライター小澤)

注ぎ口をカットして出口部分を大きくすると、泡がスムーズにでるようです。使用するシャンプー剤の泡立ちや粘性にもよりますが、出口をがっつり開けたほうがいいかも。

最後に、カロンの西海さん曰く「シャンプー前にしっかりすすぐことも大切。地肌と髪を十分に予洗いしながら行うことで、より泡立ちもアップしますよ」とアドバイスが。
自宅にいながらサロンシャンプーのような泡立ちが叶うので、洗いあがりのさっぱり感はもちろん、汚れがきちんと落ちることで根元のふんわり感も復活します。
興味のある方はぜひマネしてみて!
 

Salon Data
• CALON銀座東京都中央区銀座5-13-19 デュープレックス銀座タワー 5F
tel. 03-6278-8584


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撮影/古谷利幸
取材・文/小澤佐知子
構成/國見香

 


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