こだわりポイント4
自分の体のコンプレックスを無くす

ズボラなので、スポーツジムに行ったり、ランニングしたりはできない私が唯一続けられている「ズボラストレッチ」。座ったまま、テレビなどを見ながらできるのが気に入っています。

「『モデルのようにプロポーションが抜群だったら手抜きでもあか抜けて見えるのか』と言われると、そうではありません。グラマラスな体型だったとしても、これまで紹介したような“土台”がしっかりと整えられていたら、時短でおしゃれに見えると思います。
たとえば、渡辺直美さん。彼女は、いつも髪型やメイク、ネイルに拘られていて、おしゃれに見える人ですよね。

だから、痩せていればいい、とはまったく思っていないので、勘違いしてほしくはないのですが、私自身は、自分の体型で嫌いなところを減らせたら、服選びがラクになったところがあるので、それも紹介します。

私は自分の二の腕が嫌いで、“腕を隠せる服”という前提で服を選んでいたんです。でも、このズボラストレッチを寝る前に続けていたら、腕に筋ができて、二の腕がコンプレックスではなくなりました。そうしたら、服選びに縛られることがなくなり、時短に繋がりました」

 


土台が整っていたら、服は“普通”でいい

ジャケット/ラ トータリテ カットソー/エディション パンツ/ウォードブルー ベルト/エルメス 靴/スタンクラン

ファッションのトレンドの傾向をまったく無視して、たとえば10年前とまったく同じ服装をしてもいいとは言いませんが、自分の“土台”さえ整えていれば、ファッションは大きく外していけなれば、何を着ていたっておしゃれに決まります。あれこれ考えずにおしゃれにしたいなら、やっぱり裸でもおしゃれに見える状態を目ざすのが近道です。
 

※掲載のアイテムで価格が入っていないものは本人私物です。


撮影/木村 敦
スタイリング・出演/佐藤佳菜子
ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.)
構成・文/高橋香奈子