話がつまらない理由4:相手の話を聞かないから


いくら話し上手でも、人の話を聞かない人は、相手から「話していてつまらない」と思われてしまいます。
コミュニケーションは、「言葉と思いのキャッチボール」です。自分がボールを投げたら、相手に投げ返してもらうようにしたほうがいいのです。
自分の話ばかりする人は、相手にひたすらボールを投げ続けてしまっているようなもの。それでは、相手はキツイです。

人に話を聞いてもらうことで、「自分を受け止めてもらっているんだ」という安心感を抱くことがあります。それは相手だって同じです。
だから、自分ばかりが話すのではなく、相手の話も聞いてあげること、そして、できることなら、「共感をして、受け止めてあげること」が、大切なのです。

 


(例外)話がつまらない理由5:相手への愛情が冷めたから


人は“好きな人の話”は、何でも楽しいものです。例えば、おじいちゃん、おばあちゃんは、可愛い孫の話にオチがなくても、聞いているだけで楽しいことでしょう。
また、恋に夢中になっているときは、相手の話がどんなにつまらない内容でも、素敵だと感じることがあります。

よく「付き合い始めのときは、あんなに私(僕)の話を聞いて受け止めてくれたのに、今は全く話を聞いてくれない!」と悩んでいる人を見かけます。
それは、付き合い始めのときは、相手は恋心によって、恋人の話を愛おしく感じていたからに過ぎません。でも、恋心が落ち着いてくると、オチや意味のない話をずっと聞き続けるのはキツくなってしまうのです。

ある程度、恋心が落ち着いても、いい関係を築き続けるためには、お互いに気が合って、話していて楽しい間柄であることが大切。だから、単に異性として好みのタイプであるだけでは、関係が続かないことは多いのです。

では、自分の話を相手に楽しんでもらうには、どうすればいいでしょうか? 次のページで紹介します。