かぼちゃの甘さと旨味が凝縮したポタージュは、それだけでも充分美味しいですよね。昔から秋になるとよく作っていたのですが、ある時レストランで食べたかぼちゃのポタージュに添えられていたのがチョリソ。甘さと辛みの組み合わせが美味しくて、これはいい! と自分でも見よう見まねで作るようになったのがこちらのレシピ。かぼちゃが出回る時期は、我が家に来る友人たちほぼ全員に出していますが、いつも「これ美味しい!」と言ってもらえるのが自慢です。

鍋をいくつも使いたくないので、チョリソを先に炒めてしまい、同じ鍋でポタージュを作るのが私的ポイント(笑)。チョリソは大概、脂肪分が多いので、弱火でじっくり炒めれば焦げつかないと思いますが、心配な場合はオリーブ油などをほんの少し入れて炒めると良いかと。

こちらで一般的なかぼちゃは皮がオレンジなため、皮ごと使いました。グリーンの皮を入れると色がにごりますが、栄養の多い部分なので、普段ご飯用ならぜひ皮はむかずに入れてあげて下さい。かぼちゃ自体がしっかり甘ければ、お砂糖は入れなくてもOK。逆に、「イマイチ甘くないな〜」という場合は、もう少し加えて味を調整してみて。水を加える前に玉ねぎとかぼちゃをしっかり炒めることで甘みと旨みが引き出されるので、スープの素なども加えず、野菜本来の美味しさを味わえるポタージュになってます。

 


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かぼちゃとチョリソのポタージュ


 材料(3人分)

・かぼちゃ 1/4個(約300g)
・玉ねぎ 大1/2個(約100g)
・チョリソ 5cm
・バター 20g
・水 150ml
・ココナッツミルク 200ml
・砂糖 2つまみ
・塩 2つまみ
・みじん切りチャイブ 少々(あれば)
 

 作り方  

1 かぼちゃはカットしやすくなるよう、ラップをかけて500wのレンジで2分程度加熱する。荒熱が取れたら、種、ワタを取り除き、大きめのダイスにカットする。

2 玉ねぎはみじん切りにする。

3 チョリソは5mm程度のダイスにカットする。

 

4 鍋を弱火にかけ、3のチョリソを入れて炒める。ほどよく脂が出てきたら、小皿に取り出しておく。

 

5 4の鍋は洗わずにそのまま使う。中火に火力をあげ、バターを加える。

6 5のバターが溶けたら、2の玉ねぎと塩ひとつまみを入れる。焦げ付かないよう気をつけながら、透き通るまでよく炒める。

7 6に1のかぼちゃを加え、全体にバターが回るまでよく炒める。

 

8 7に水を加え、弱火に落とし、蓋をしてかぼちゃが柔らかくなるまで煮る。

9 8のかぼちゃが、木べらなどでも楽につぶれるほど柔らかくなったら火を止め、ブレンダーでなめらかにする(鍋を傾けてブレンダーの先端がきちんと浸かるようにすると、飛び跳ねにくいですが、熱いので気をつけて)。

 

10 再び鍋を弱火にかける。ココナッツミルクは飾り用に少量取り分け、残りは鍋に入れてよく混ぜ合わせる。砂糖と、塩ひとつまみを加えて味を整え、沸騰寸前で火を止める。

11 器にポタージュをよそい、4で取り出したチョリソとチャイブを上から散らし、10で取り分けたココナッツミルクを垂らす。


「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。
 

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