同じお花を長く飽きずに楽しむコツは?

 

渡邉:たとえば、アネモネを使ったクリスマスのフラワーアレンジメントのときは、あえて1本にして茎を長めにして余韻を作ったけれど、お正月のアレンジメントではお皿のアレンジということもあり、短めにして落ち着きのある感じに。どれくらいの長さにするかでもちょっとずつ印象が違ってくる。でも、このときも”茎は花瓶の3倍の長さ”とか変に決めてかからずに、少し長めで挿してみたらいいの。それでいいなと思ったらそれでOK。違うなと思ったらもう少し切ってみる。長くても短くても、それぞれによさがあるからね。

はまじ:私、お花を活けるときは最初は長めで段々短くなり、本数も少なくななり、最後は花の部分だけ水に浮かべたりしてる。

渡邉:そんなふうに楽しむと、同じお花でも飽きなくていいよね。

はまじ:前回教えてもらった、分けて飾るというのも新しい発見でした。たとえば、お花屋さんでもすでに完成したアレンジメントで販売されているものもあるじゃない? そのまま飾ってもいいけれど、分けて飾ることもできるよね。今回教わったことで、自宅で飾るときもいろいろ試してみたくなったよ!

渡邉:そう言ってもらえると本当に嬉しいな。花屋冥利に尽きます!

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はまじ着用衣装:ニット¥23100/バーク、シャツ¥27500/ケイエイチアール(UTS PR) アクセサリー/スタイリスト私物 お問い合わせ先/UTS PR  tel. 03-6427-1030

 


撮影/沼尾翔平
スタイリング/亀甲有希
ヘア&メイク/ナライユミ
構成・文/幸山梨奈
 

 
 


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