この冬、大人年齢に大人気のショートスタイル。中でもSNSで話題のマッシュショートが、40代のオーダー率もグンと高まっています。丸みのあるシンプルなデザインが魅力ですが、ミモレ世代はペタンとならないようにふんわり感を少しだけ足すと美人度がアップします。人気ヘアサロンBelleのスタイリスト・土田茉依さんに、失敗しない自宅スタイリングのコツを伺いました。

 

“ふんわり盛り”を3ヵ所に仕込むだけで、誰でも超・美フォルムに変身!


「大人世代のマッシュは、フォルムをタイトにし過ぎないのがポイント。所々に控えめなボリュームを仕込むと、顔立ちがはっきり見えて若々しい印象になれます」とヘアスタイリストの土田さん。そのポイントとなるのは髪の3つのパーツにあるとか。
前髪、頭頂部の後ろ、揉み上げの3パーツにマジックカーラーを仕込みましょう。アイロンで行ってもよいですが、根元だけを起こした自然なふんわり感をプラスしたいので、カーラーのほうが簡単。これだけで360度どこから見ても、美しいフォルムに仕上がりますよ」
 

美フォルムのコツ1
前髪、後頭部、そして揉み上げ。
3ヵ所のふんわり感が顔の印象を華やかにする!

 

マッシュスタイルはストンとしたストレート感が魅力ですが、そのままだと大人世代には地味見えしたり、寂しい印象になることも。そこで、前髪・後頭部・揉み上げの3ヵ所にだけ自然な丸みを仕込んでみましょう。ボリューム効果でおでこや頬にハリ感を演出したり、毛量や頭の形をベストな印象に導きます。

① 前髪に大きな曲線をプラス
前髪は中~やや大きめのカーラーを使用。緩やかな丸みを描くことで、おでこも立体的に見えて目鼻立ちの印象がはっきりします。また、横顔にもメリハリ感が出るので若々しい雰囲気に。

② 後頭部はつむじ下を1~2ヵ所巻く
ショートヘアは後頭部の形が目立ちやすいのが特徴。つむじ下がふんわりすると、後ろ姿だけでなく、サイド&正面から見たときにも自然な高さが出て華やかさがアップします。絶壁が気になる人は、上下に2個連なるように(写真の青カーラーの真下にもうひとつ足す)カーラーを仕込みましょう。中ぐらいのロッドが使いやすいです。

③ もみあげは内側に向けてクルンとさせる
もみあげの毛束がフワッとするだけで、ショートヘアに抜け感が生まれます。中~やや細めのロッドで根元まで巻き込み、クセ付けします。

以上の3ヵ所にカーラーを巻いたらドライヤーで軽く温風を当て、数分後に外します。
 

美フォルムのコツ2
内側に空気を入れるように崩せば、自然なふんわり感に

 

手のひらに薄っすらとヘアバームをなじませ、そのままかき上げるように手ぐしを入れます。程よい毛束感とエアリー感が出てふんわり感が際立ちます。

 
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