2022年8月から小学生の息子と一緒にカナダのバンクーバー地域へしばらく移住をすることにしたファッションエディターが発信。母子留学を考え始めたきっかけから出発当日までの準備、渡航後は現地の学校や暮らしをリポートする連載です。今回は、日本にいるときから気をつけてはいたものの、海外に来てより意識するようになった子育てのルールについて紹介します。

 

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「子供一人ではトイレに行かない、行かせない」子供と決めたルール

写真:Shutterstock

カナダに来てから、息子と絶対に守るルールとして改めて約束しているのは「トイレには1人で行かない」こと。

我が子は現在12歳で、日本だと小学6年生。もう大きいので、つい1人で行っておいでと言ってしまいそうになりますが、トイレはひと目につきにくいにも関わらず、だれでも使える場所なので、どんな危険が潜んでいるか分からないため、必ず一緒に行くようにしています。また、公園などにある公衆トイレはできる限り使わないようにも話しています。

ちなみに、これはカナダだからではなく、海外旅行をするときはもちろん、日本でも気をつけるべき問題だと思っています。

数年前に海外の観光地の公衆トイレで襲撃事件がありましたし、今や日本でもトイレでの殺人事件やワイセツ事件もあるほど。危険な目に遭うリスクを少しでも下げられるよう自衛できるところは徹底していきたい思いです。

何かあったら大きな声を出すことも約束


子供が幼いなら、性別が違っても一緒に連れて入れますが、小学生になるとなかなかそうもいかず。我が家の場合は母子で性別が違うため、トイレの目の前まで一緒に行き、入り口のすぐ近くで待つのがルール。

さらに、約束しているのが
・何かあったらすぐに助けに行くから大きな声を出すこと
・「小」か「大」どちらか伝えてから行くこと
このふたつです。

ふたつめは最初からは決めていなかったのですが、以前なかなか出てこないと心配していたら、実は大きい方で時間が必要だったということがあったから。
「小」と言っていたのに、なかなか出てこなかったら、何かあったのかもと気づくヒントにもなります。

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