「安心してください、はいてますよ」のネタでお馴染みのお笑い芸人、とにかく明るい安村氏が、イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出演。辛口なことで有名な審査員のサイモン・コーウェルに「ここ数年の出演者の中でいちばん面白かったよ」と絶賛されて会場中から拍手喝采を浴びました。

「ブリテンズ・ゴット・タレント」(2023)より。写真:REX/アフロ

イギリス人に覚えてもらいやすいように、芸名を「トニ・カク」と自己紹介した安村さん。バスローブを羽織って登場し、「アイ・ラブ・ティー!」と叫んだあと、パンツ一丁になり、裸に見えるポーズを次々に披露。決め台詞の「安心してください、はいてますよ」は「ドント・ウォーリー、アイム・ウエアリング・パンツ」という英語に置き換えられ、彼が「アイム・ウエアリング」と言うと、審査員が「パンツ!」と叫ぶコール・アンド・レスポンスも。

 

私はYouTubeでその動画を観たのですが、2本目くらいまでのネタは「ふ〜ん」という感じだったのが、「ジェームズ・ボンドの裸のポーズ」でじわじわきて、「スパイス・ガールズの裸のポーズ」のネタで吹き出しました。007のテーマに合わせてジェームズ・ボンドのポーズをキメる安村さん、ちゃんとイギリス人に寄せたネタにしている上、しっかり面白い!

最初は趣旨が飲み込めず怪訝な顔をしていた審査員や観客たちも大爆笑し、最後は審査員たちが「最高だよ、トニ!」とスタンディングオベーションを送るほどの気に入りぶり。この「トニ・カク」という怪しげな芸名をイギリス人たちが英語で発音する様にもじわじわきます。

ポーズだけでわかりやすい上に子どもが真似しやすい芸だし、これはイギリスでも大ブレイク間違いなし、ですね!

 

前回記事「アンジェリーナ・ジョリーとハル・ベリー、大物女優2人の夢の共演映画が実現!」はこちら>>

 
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