LESSON 2 
赤みブラウンの囲み目で目元にもふっくら感を


そして今回のメイクの主役である目周りには、赤みのあるブラウンシャドウとラインによるダブルの囲み目メイクを採用。
「まぶたをはじめとした目周りの肌に透明感があるので、単色塗りでも十分に奥行きを出せるのがいいところ」(イガリさん)。シンプルなメイクでもしっかり効かせることができるのだとか。

左から:マルチ パレット EX‐01 ¥7590/セルヴォーク、ケイト レアフィットジェルペンシルN GY‐1 ¥1210(編集部調べ)/カネボウ化粧品 
アイラインで上下を囲み目にし、アイシャドウの☆を上まぶたに塗る。下まぶたはコンシーラーでキレイに整えてからシャドウを重ねる。また、ノーズシャドウの部分には、アイブロウパウダーのハイライトカラーをひと塗りしてふっくら感をプラス。こうすることで全体に締まりがあらわれ、メリハリある目元に。

LESSON2のハイライトによる立体感づくりが目周りにも登場。ノーズシャドウを入れる部分に、ハイライトをのせたイガリさん。「色をのせることで他の部分との差がうまれ、そこが奥まって見えることもある」のだとか。ハイライト=出っぱった部分に、という固定概念を外されました!

また、眉はもともとしっかりしている毛流れを生かして太めに。マスカラ&パウダーで毛流れと足りない部分を整えます。

左から:ケイト 3Dアイブロウカラー PU‐1 ¥935(編集部調べ)、同 デザイニングアイブロウ3D EX-9 ¥1210(編集部調べ)/ともにカネボウ化粧品

最後にリップを塗って完成!

コンスピキュアス リップス 21 ¥4950/アンプリチュード
 

 FINISH! 
その場の空気が澄みわたるような、凛とした佇まいを感じる大人顔に!

 

今回の石川さんは、これまであまり登場してこなかったタイプのクールビューティな顔立ちの方。そのため、ベースメイクの選び方や、光や影の使い方が全く異なるアプローチでした。
何より感動したのは、メイクの方向性。凹凸感が少なかったり、すっきりした目元といった要素は、従来では「こうやってぱっちり見せよう!」とお悩み解決方向へ提案しがちな部分。
ですが、今回のメイクはすっきりとした顔立ちだからこそ、ミニマムなのにかっこいい! 普段メイクをしない石川さんも、「このメイクなら自分でもやりたい!」というほどの仕上がりに着地したのは、イガリさんの視点の独特さであり、メイクの奥深さだなぁと思いました。
完全なるライター畑中の所感的な締めとなりましたが、やっぱりメイクって面白い!
これまでなかなか登場しなかったクールビューティ顔の方の参考になったら嬉しいです。
 

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問い合わせ先/
セルヴォーク https://celvoke.com/Form/Inquiry/InquiryInput.aspx
カネボウ化粧品 tel. 0120-518-520
アンプリチュード tel. 0120-179-777

 


撮影/萩原麻李(モデル)、金栄珠(物)
ヘアメイク/イガリシノブ(ビュートリアム)
スタイリスト/石川美久
構成・文/畑中美香
 

 

 

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