ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、これまで紹介したテクニックを用いて、長井さんがミモレ読者の方を変身させるスペシャル編の第2段です。


special編
さりげない33シェーディングは、輪郭や頬の立体感仕込みに大活躍!

 

今回ご参加いただいたのは、安藤まなこさん(40代後半)。長井さんの大ファンだそうで、著書もこの連載も愛読してくださっているそう。ぜひ長井さんのメイクで垢抜けたい! とご応募くださいました。そこで今回は、以前この連載で紹介した中から、げっそり感を出さずにさりげなくシェーディングを入れるテクニックにトライ! シェーディングした感なく、輪郭がすっと自然に整い、頬にふっくらハリ感のあるイキイキとした印象に仕上がりました!

 

ご自身では、眉やアイメイクにお悩みだそうですが、眉もしっかりありますし、くっきり二重さんなので、むしろメイクでバランスを調整するなら顔の下半分が鍵になりそうです。

 

こちらが、ご紹介したテクニックに従って、シェーディングを33塗りしたメイクの仕上がり。いかにも「シェーディング入れました!」感はないのに、自然にフェイスラインがすっきりしたように見えませんか? 小顔に見せようと頑張るあまり、大人がやるとげっそり見えするおそれのあるシェーディングですが、効かせる位置にだけ仕込むことで、シャープさと立体感を両立できるんです。元々のメイクの感じは活かしつつ、せっかくなので全体的にお直しもさせていただきましたが、輪郭が締まりつつ、頬にふっくらとハリ感が出たことで、顔全体がすっきりリフトアップしたように見えませんか?

 
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