エンターテインメント性も高い「神田明神」


東京・御茶ノ水にある「神田明神」には、毎年6月と12月の大祓のときに、人形(ひとがた)を納めに行っています。

御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、平将門命(たいらのまさかどのみこと)です。
私が毎年、買い替えているのが、「勝守」(500円)。徳川家康公が、関が原の合戦に臨んだときに、ここの「勝守」を授与し、勝利を得たと言われています。

神田明神に行くと、1時間くらいゆっくり過ごします。私の定番は、境内にある「神田明神文化交流館」で、瓶入りの「神社声援(ジンジャーエール)」(400円)を飲むこと。
生姜がピリリときいていて、大人の味でおいしいのです。
さらに、飲み終えた瓶を返すと、「心願成就」と書かれた封筒に入った5円(ご縁)をいただけるので、それも欲しくて飲んでいます(笑)。

 

さらに、売店には、オシャレ感があってご利益のありそうなグッズが色々と売っていて、見ているだけでも楽しいです。
特にお気に入りは、「天然石コーナー」で、パワーのある神社内だからなのか、石がキラキラ、イキイキしているのです。しかも、価格もリーズナブル(5センチくらいの原石が600円から)。
毎回、ここで気になった石を買っては、家に飾っています。

神田明神は、アニメとのコラボをしたり、公式HPでは、360度境内を見渡せたり、オンライン授与所(※ネットでお守りが買える)があったりと、現代ならではの工夫をされています。そのチャレンジ精神が素敵ですよね。

 

龍探しゲーム感覚!? 5つの龍神様を祀った神社


龍好きにオススメなのは、東京・田無にある「田無神社」です。
主祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)なのですが、そのほかに、五龍神(金龍神、青龍神、赤龍神、白龍神、黒龍神)を方位学に基づき、東西南北と中心に祀っている神社なのです。
はじめて参拝する方は、「龍神様がどこにいらっしゃるのか」を探すのも、楽しいかもしれません。「あら、こんなところに!」みたいなところにいらっしゃいます(笑)。

私はここの神社でも参拝後、境内にある椅子に座り、15分くらいゆっくり内観していることが多いです。
パワーチャージという言葉がふさわしいくらい、この神社に行くと、不思議と元気になるのですよね。

お守りで毎年買い替えているのは、冬至から節分までの期間限定で授与される、「一楽萬開」と書かれた「田無神社一番札」。その年の吉方か玄関に飾るお守りです。
「一楽萬開」とは、龍神様から最初の楽をいただき、1つの楽が次の楽を呼び次々に楽が集まり、人生が開かれていくという意味なのだとか。

今回、ご紹介した神社以外にも、関東だと、「神明宮」(東京・阿佐ヶ谷)、「代々木八幡宮」(渋谷・代々木八幡)、「武蔵一宮 氷川神社」(埼玉県・大宮)、「箱根神社」(神奈川・箱根町)、「鹿島神宮」(茨城・鹿嶋市)、地方だと、「伊勢神宮」(三重・伊勢市)、 「富士山本宮 浅間大社」(静岡・富士宮市)など、書ききれないくらい、お気に入りの神社があります。

ただ、私の好きな神社が、誰にとっても「心地の良い神社なのか」というと、そうとは言えません。「神社との相性」があるのです
自分に合った神社はどうしたら見つかるのか。それについては、次のページで紹介します。