演出に加えて、ひとりで二役も務める! 城田優さんに抱いた印象は


まずは皆さんに、今回演出とファントム役だけでなく、新たにシャンドン伯爵役にも挑戦するという、城田優さんの印象について聞いてみました。

大野拓朗さん(以下、大野):もう優くんは「ミュージカル界の大谷翔平」です(笑)。二刀流ならぬ、三刀流! すごいですよね。優くんは元々、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のロミオの先輩ということもあり、よく『ロミジュリ』期間にお会いしていたんです。すごく優しくて、面倒見のいい兄貴という感じ。『ロミジュリ』の間にも筋トレ部を作って、「ロミオは脱がないといけないから、トレーニングだ!」といって走り込みとトレーニングを行うなど、すごくストイックな方でもあります。

 

真彩希帆さん(以下、真彩):城田さんは常に新しいことに挑戦していこうとする、アグレッシブな印象がありますね。

大野:そうそう。今回は演出とファントムだけでなく、シャンドン伯爵の三役を、ひとつも手を抜かずにストイックに挑まれるんだろうと思っています。ただ、「ストイックになりすぎる」とも聞いたことがあるので、チーム一丸となって少しでもサポートできるといいなと思います。

 

saraさん(以下、sara):私はオーディションのときが初対面だったんです。そのときの城田さんがとても不思議なオーラを放っていた印象がありまして……。きっとオーディションだったからだと思うのですが、すごく見られている感じがありながら、オープンに受け入れてくださる方という雰囲気があったんです。緊張していましたし、いっぱいいっぱいではありましたが、そういうところもちゃんと見ていて、チカラを抜けるような場所を作って下さる方だとも思っています!