三方良し 


辞書によると……
■さんぼうよし【三方良し】
「売り手良し」 「買い手良し」 「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。近江商人の心得をいったもの。(三省堂『大辞林第四版』より)

三方良しとは、辞書にもあるとおり「売り手」「買い手」「世間」の3つにとって良い影響をもたらす商売のことを指している言葉です。

ビジネスの営業シーンなどでよく使われているこの言葉ですが、自社と顧客(クライアント)の利益だけを追求するのではなく、世の中(お客さま)も豊かにすることができるという、近江商人が元になった経営の考え方と言われています。

今では多くの企業がビジネスを行う上で、この「三方良し」の精神を取り入れています。

 

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構成・文/大平麻耶子
 

 

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