2022年8月から当時小学生だった息子と2人でカナダに引っ越してきた母親が執筆。生まれて初めて長期間海外で生活する経験をして、感じているのは英語力もそうですが、日本にいるときとは性格を変える必要があるということ。その現実を紹介します。

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日本にいるときは平和主義で自分の意見を押し殺すことも

 

争いごとが嫌いな性格で、なにごとも平和に穏便に済むならそれが幸せと感じる性格の筆者。そのため、少しくらいの不満なら、自分が我慢して黙っているほうが良いと感じたことはよくありました。また、日本には“空気を読む”とか、“言わなくても通じる”文化があるため、私が自分の意見を押し殺していても、それを察してくれる人がいたのに救われていました。
 

海外では自分の意見を言わない人は意見がないのと同じ

 

まだカナダに1年程度しか住んでいないので、“海外では”、“カナダでは”と言うと主語が大きすぎるかもしれませんし、必ずしもそうではないかもしれませんが……個人的な体感としては、日本のように“言わなくても分かってもらえる”と思って、自分の意見を飲み込んでいては、ただ自分がストレスを抱えて終わってしまうだけということ。

自分の意見を言わないと伝わらないし、意見を言わないとただ意見がないだけの人。
おそらく、生まれ育った環境や国によって性格も異なるので、自分が感じているのと同じように理解してくれるだろうと思い込んでしまうのも危険だと感じました。

 
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