旅行時にスーツケースを空港で預け、受け取り時にスーツケースが破損していたら、どうしますか? あまりひどくなければしょうがないと諦める? 泣き寝入りする? それとも航空会社に問い合わせる? 先日の旅行でスーツケースが破損した筆者が今回どのようにしたのか、そして想像していなかった結果を紹介します。

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スーツケースが破損。大きく凹んで、元に戻らなくなった……

写真:shutterstock

空港カウンターで預けたスーツケースを手荷物受取所でピックアップするとき、毎回「大丈夫かな、ちゃんと来るかな……」と不安な気持ちでベルトコンベアの前で待っているのは私だけでしょうか(笑)。

これまでの旅行で、9割以上はなにも問題なくスーツケースが戻ってきましたが、3度破損したことがありました。汚れた、擦れた、削れたなどの軽いものではなく、明らかな破損状態。

写真:shutterstock

今回紹介するのは先月、スーツケースが破損したときの体験談です。
写真にあるように、スーツケースの角がかなり大きく凹んでしまい、元に戻らなくなってしまったんです。穴が空いたり、割れたりはしていませんでしたので、次に使おうと思えば使える状態ではありました。でも、まだ年始に買ったばかりで、使うのは2度目の真新しいものだったので、ダメ元で、泣き寝入りせずに、破損申請をしてみることに……。
 

破損したスーツケース。オンラインで補償申請


航空会社によって多少異なるかもしれませんが、基本的にはオンラインで補償申請をできるところが多いと思います。

必要な情報は、搭乗した飛行機の日時や、スーツケースの大きさ、色、ブランド名、購入時の価格、使用回数、破損した部分の写真、スーツケース全体の写真、破損状況の説明(スーツケースとしてまだ使える状態か)など。そして、スーツケースを預けた際に付けられる白いバゲージクレームタグに記載されている番号も必要なので、すぐには捨てないのがおすすめ。

ほかに大事なのは、事後にオンライン申請する場合は、スーツケース受け取りから何日以内という期間が定められているので、なるべく早めにすること。

いちばん確実なのは、空港でスーツケースを受け取ったあと、手荷物受取所の近くにあるカウンターで手続きをすることです。

オンライン申請をしたら、あとは補償してくれるのか、してくれないのかの回答を待つだけ。

 
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