レポート:お試し商品2 
食感がいつもと違う! スマホサイズの日本製
飯田屋「エバーおろし」

 

合羽橋の料理道具専門店店主が、世界中の300種類を超えるおろし金を使い比べ、“最もふわふわに細かく”を目指して開発。太い繊維も断ち切れるので、舌触りが柔らかく、水っぽくないおろししょうがや、いつもより風味の強いおろしにんにくが作れます。チーズや柑橘類の皮、チョコレートやアーモンドもふわふわに! エバーおろし JK04 ¥4180/飯田屋

 

 noritama-chan’s Report 
切れ味の良さはもちろん、小さい・受け皿付き・洗いやすいところが便利

 

飯田屋のエバーおろしは日本製で、手のひらに収まるコンパクトサイズのおろし金。ステンレススチール製の独自構造の刃で、とてもきめ細やかにおろすことができます。受け皿付きでしっかり固定してすりおろせて、受け皿はおろし金をひっくり返して収納できるように工夫されています。

 

すりおろす時にあまり力を入れることなく軽くすりおろせるのが使いやすさのポイントです。カチッとはまる受け皿があって固定されるので、安定してすりおろせます。

 

おろし金の裏におろししょうががついても、トンっと振動を与えるとほとんど落とせるので、少量だけすりおろしても無駄がありません。コンパクトサイズで収納に場所をとらない点もいいです。
目詰まりがしにくく、洗う時も繊維が残らずに洗いやすいところもポイントが高いと思います。

 

すりおろしたしょうがは繊維が口の中で当たることなくきめ細やかなので、滑らかな豆腐と一緒に食べても、違和感なくなじんで食べられます。

鋭い目立てになっているステンレス製のおろし金は、水に濡らしたままにするなどの間違った使い方をしなければ長い間使えて、約4000円でもコスパはいいと思います。
ただ使い続けることで目立ても変化するので、保存状況と使い方には気を付けた方が良さそうです。


【2つを試してみて】

 

私の場合は香味野菜をおろすことが多いので、飯田屋のエバーおろしの方が小さい分小回りが効いて、力を入れずに細やかにおろしやすかったのと、目詰まりしない点が気に入りました。

 

マイクロプレインのセスターグレーターはグリップが持ちやすくておろしやすいのですが、本体が長いのでしょうがやにんにくを少量すりおろすより、チーズなどの大き目のものをおろすときによさそう。とはいえ、繊維を断ち切る切れ味は優秀なので、手にフィットする方ならオールマイティーに活躍すると思います。切れ味がいい分、端が曲がっているところを洗うときは気をつけなければとも思いました。

大きさの違いはこちらを参照。

私の印象としては、マイクロプレインのセスターグレーターは、器上でふわふわにすりおろしやすい形状、大きさなので、パスタや洋食をよく作る人向き。
長さは半分くらいでもう少し幅があるほうが使いやすいかなと思ったら、ちゃんと日本人が使いやすいよう開発された製品も各種あったので、好みのタイプを選ぶと良さそうですね。

飯田屋のエバーおろしは、受け皿付きなのも便利ですし、和食で少しだけすりおろして度々使いたい人向きという印象です。チーズおろしによく使いたいのであれば、スティックタイプもありました!


【ミモレ的まとめ】

1 マイクロプレイン「プレミアムシリーズ ゼスターグレーター」
✔ 細長くヤスリが元になったモデル
✔ 器やボウルにすりおろすときに特に便利
✔ ふんわりきめ細やかにすりおろせる

2 飯田屋「エバーおろし」
✔ コンパクトサイズの受け皿付きおろし金
✔ 少量の薬味をおろすときに特に便利
✔ 素材の食感や風味の感じ方が変わるほどの切れ味


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構成/鹿志村杏子
 

協力/
池商 tel. 042-795-4311
飯田屋 tel. 03-3842-3757
 

 

前回記事「【涼しさを持ち運べるポータブルクーラー】脱衣所やキッチンでお役立ちのシロカとアイリスオーヤマの冷え具合は?」>>

 
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